兵庫県における新規ホテル開業について、神戸市を中心とした新規ホテルの開業予定を客室数/施設数に関して各市ランキングにて増加率とともにお送りする。また、神戸市内の新規開業予定地域を合わせてお伝えする。
神戸市が7割強を占める、沿岸部中心に多数開業
メトロエンジンリサーチによると、2019年9月現在、兵庫県内の新規開業予定は2,639室/17施設、既存の客室数からは5.9%の増加を見込んでいる。
兵庫県の新規開業予定マップは以下の通り。
出典:メトロエンジンリサーチ
上記のマップの通り、東部の神戸市を中心として沿岸部に新規開業が集中していることがわかる。
市別のトップの神戸市では、1,937室/13施設が新たに供給される見込みで、兵庫県内の新規開業の7割強を占めた。既存の客室数からは11.6%の増加を予定している。
神戸市の新規開業予定マップは以下の通り。
出典:メトロエンジンリサーチ
上記のマップの通り、神戸市内の新規開業は沿岸部のポートアイランド周辺に集中していることがわかる。特に神戸市中央区では新規開業予定は1,793室/11施設と多くが立地している。他に灘区でも2施設の開業が予定されている。
2位は、西部の姫路市で389室/1施設(既存の客室数から6.5%増)、続いて、東部内陸部の大阪府に隣接する宝塚市でも200室/1施設(宝塚ホテルの移転新築)の開業が見込まれている。
そのほか明石市や西宮市でも中小規模の施設の開業が予定されている。
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