北海道新幹線の延伸やIR誘致を目指す北海道における2019年8月現在の新規ホテル開発状況を各自治体の新規開発予定の客室数/施設数につきランキング形式で増加率と合わせてお送りする。
首位の札幌市で約半数、2位は函館、IR誘致次第で大幅増も
メトロエンジンリサーチによると、2019年8月現在の北海道における新規ホテル開業予定は67施設、9,802室となっており、既存の客室数から8.8%の増加を見込んでいる。
トップは札幌市で客室数にして4,428室/32施設が新たに供給され、同13.1%の増加を見込んでいる。
2位は函館市で客室数にして1,539室/6施設が新たに供給され、同16.3%増と増加率では札幌市を上回った。
3位は富良野市で、382室/2施設が新たに供給、同19.9%と激増を見込んでいる。
4位は、虻田郡の倶知安町で372室/4施設が新たに開業、同10.3%の増加を見込む。
5位は同郡のニセコ町が入り、320室/6施設が新たに供給、同16.7%の激増を予定。同郡では、洞爺湖町や留寿都村でも新規開業が予定されており、IR構想も提起されている。
6位は小樽市で300室/2施設が新たに供給され、同14.5%の増加を見込む。
そのほか、苫小牧市では、IR誘致構想がありハードロックがフォーシーズンズの大規模な宿泊施設開業を計画している。
北海道では複数の自治体がIR構想を提起しているが、誘致に成功すれば数千室単位の大幅な客室増となる見込み。
そのほか、帯広市や千歳市、石狩市などでも新規開業計画がある。
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