東京ビックサイト(東展示棟)にて2019年2月19日(火)より22日(金)まで4日間、開催された「第47回 国際ホテルレストランショー HCJ2019」が本日閉幕した。2020年に東京五輪の開催を控えるホテル業界の2019年のトレンドを占う同イベントで来場者が見つけた新たな発見とは。
集客力UP・人手不足解消・訪日客対応等の業界の課題解決へ
2月19日(火)より開催されていたHCJ2019が本日22日(金)閉幕した。
同イベントはインバウンドマーケットEXPO・オリジナル商品開発WEEK・フードケータリングショー・厨房設備機器展などと同時開催で行われ、1,184社・2,883ブースが一堂に会する業界最大の祭典。
主催者によると4日間で6万5千人の来場となり、2日目までで前年を4,000人ほど上回る来場者で大盛況となった。
特に飲食関連のブースでは、調理器具、食器、洗浄機などの展示のほかに、地域特産品のライブクッキングや試食・試飲なども行われ、数多くの人で賑わっていた。
ホテルの備品機材類ではレベニューマネジメント 、キャッシュレスやタブレット、チャットボットなどの最新のAI/IoT機器が展示されたほか、ベットや家具、インテリア、香り、浴室、部屋着など様々な商材の展示が行われた。
特に今回、カプセル・キャビンタイプの客室が多数展示されたのが特徴で、海外からの来訪者を含めて日本発の宿泊スタイルを興味深そうに見入っていた。
また会場内や付近では、100を超えるセミナーが開催され、最新の技術や業界事情の情報交換やビジネス・マッチングが盛んに行われた。
ダイナミックプライシング のメトロエンジン社とチャットボットを提供するトリプラ社の共催で行われた「急増するホテル供給の真相と競争激化に備えるデータ活用法と自社サイト予約の重要性と最新の集客手段」と題するセミナーでは、販売開始から即日で予約が満席となり、最新のAI、IoT機器を提供する両社への関心の高さをうかがわせた。
好評のうちに終幕した同イベントは、次回、2020年の東京オリンピック・パラリンピック直前の準備期間となり、場所を幕張メッセに移し、2020年2月18日(火)から21日(金)までの4日間で継続開催される予定。次回出展者の募集はすでに開始されている。
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