IoTデバイス開発事業展開を行うフューチャーモデル社のSIMフリーAI自動翻訳機「イージーコミュ」(2018年度グッドデザイン賞)が、仙台・松島エリアの観光地域づくりを行うDMO「インアウトバウンド仙台・松島」を通じて、地域観光支援となる外国人観光客向けの接客ツールとして採用された。
出典:フューチャーモデル
自動翻訳機を外国人向け接客ツールとして活用
IoTデバイス開発事業展開を行うフューチャーモデル株式会社は、32言語に対応し、異国にいる多言語グループの対話をそれぞれの言語でグループ翻訳を行うなどの優れた機能をコンパクトで機能的なデザインに落とし込んでいる点などが評価され、2018年度グッドデザイン賞を受賞したSIMフリーAI自動翻訳機「ez:commu(イージーコミュ)」が、仙台・松島エリア6市3町(仙台市・名取市・岩沼市・塩竈市・多賀城市・東松島市・松島町・七ヶ浜町・利府町)の観光地域づくりを行うDMO、株式会社インアウトバウンド仙台・松島を通じて、地域観光支援となる外国人観光客向けの接客ツールとして採用されたことを発表した。
「イージーコミュ」は、クラウド上の4つの翻訳エンジンにアクセスし、常に最新のボキャブラリーの中から翻訳を行う「オンライン翻訳機」で、異なる言語の人どうしが、通訳なしで意思疎通はかれる双方型翻訳機。
既に、九州・熊本県でも地域銀行をはじめ株式会社くまもとDMCにて外国人接客ツールとして採用されており、インバウンド需要が高まる中で言語面でのサポートを実施している。
インアウトバウンド仙台・松島は、同機を採用した理由について以下のコメントを寄せた。
「翻訳のスピードと正確さがあり、そしてグループ翻訳機能が利用できるなど使用感が非常によかった。まち歩きのガイドは勿論、6市3町における観光スポットや商業施設で外国人観光客とのコミュニケーションおいて、多言語対応が可能になるツールとして期待しております。」
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