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福岡・豊前「築上館」新型コロナ関連倒産

投稿日 : 2020.05.12

福岡県

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築上館(有)(福岡県豊前市八屋1665-1、設立1991年7月、資本金300万円)は5月7日、福岡地裁行橋支部に破産を申請した。

出典:築上館

1909年に割烹旅館として創業。宴会場や結婚式場としても地元に親しまれ、2005年11月に現在のホテル「築上館」(福岡県豊前市八屋町1665-1、27室)にリニューアルした。

豊前市唯一のビジネスホテルとして出張の会社員や学校団体を中心に利用され、地元のロータリークラブの例会や宴会場、結婚式場としても定着、ピーク時は年売上高約1億円を上回る規模を計上していた。

しかし、その後は周辺に所在する同業者との競争が激化するなか、景気後退の影響もあり業容は縮小。近年はバイオマス発電所の誘致に伴う工事従事者の需要を取り込んだが、全体の業績を支えるまでには至らず、2018年以降の年間売上高は7,000万円程度にとどまり、赤字が慢性化していた。

2020年に入り同発電所が完成した後は稼働率が低下。

こうしたなか、4月7日に福岡県においても緊急事態宣言が発令され、その直後、豊前地区にてクラスターが発生したことで、宴会需要などを中心に若干回復しつつあった予約もキャンセルとなった。4月11日から休業していたが、リニューアルで導入した借入金弁済のめども立たないことから、今回の措置となった。

負債総額は債権者17名に対して約2億8,000万円。

TSRTDBが報じた。

メトロエンジンリサーチによると、福岡県豊前市には宿泊施設が8、部屋数にして80室が提供されている。

同ホテルは27室で同市内で最大規模の宿泊施設。

出典:築上館

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