新型コロナウイルス無症状者及び軽症者のホテルでの受け入れについて、アパホテルは日本最大規模の2,311室を誇る横浜市中区のアパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉が一棟借り上げ方式により宿泊療養施設となったことを発表した。
神奈川県が日本最大規模2,311室ホテルを一棟借り上げ
受入期間は、2020年4月20日(月)~8月末日(予定)(受入期間前の一般の宿泊は4月18日(土)チェックアウトまで。)
一棟借り上げ方式となり、すでに滞在中または受け入れ期間内の宿泊予約をしている顧客には、他のアパホテルへの振替依頼等を、ホテルから連絡するという。
なお、一棟貸しとなり、一般宿泊者と軽症者等の宿泊を同時に受け入れることはないとのこと。
今回のアパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉の一棟借り上げは神奈川県に対して貸し出すものであり、受け入れる軽症者・無症状者については、神奈川県が必要と判断した人のみ。
横浜市中区・周辺ホテル展開状況
メトロエンジンリサーチによると、横浜市中区には宿泊施設が136、部屋数にして12,779室が提供されている。
新規開業予定は10施設、部屋数にして1,925室が新たに供給される見込み。
2,311室の同ホテルは単独の建物としては日本最大のホテルで昨年9月に開業したばかり。
同ホテルの周辺半径1キロ圏内には宿泊施設が46、部屋数にして8,369室が提供されており、ホテル出店の激戦地域である。
同エリアでは2月に感染者を含むクルーズ船が寄港したことでも話題を呼んだ。
【合わせて読みたい】