アパホテル株式会社は、本日4月19日、台東区内9棟目となるアパホテル〈上野 稲荷町駅北〉(全室禁煙 131室)を開業し、開業披露式典を執り行った。アパホテルは上野エリア、台東区に大量出店する。
宿泊需要の高い上野を重点エリアにドミナント戦略
同ホテルは、東京メトロ銀座線「稲荷町駅」徒歩3分、日本有数のターミナル駅であるJR各線・新幹線「上野駅」徒歩6分、人気観光地である浅草と上野の間に位置する至便な立地であり、ビジネス需要はもとより、国内レジャーやインバウンド(海外旅行者)需要も見込んでいる。ホテル上層階の一部客室からは東京スカイツリーも臨むことができる。
客室は全室禁煙で、アパが誇る「新都市型ホテル」の標準仕様として、全室50型以上大型液晶テレビや快眠を追求したオリジナルベッド「Cloud fit SP(クラウドフィット エスピー)」(幅1,420㎜、ベッドの下に荷物を収納可)を設置。
リュックサック等を掛けるフックを設けた多機能姿見を設置し、空間を立体的に活用している。室内の明るさにもこだわりLEDシーリングライトを採用したほか、Wi-Fi無料接続(全客室およびロビー)やBBCワールドニュース・NHKワールドJAPANの無料放映を導入。照明スイッチ類、空調リモコン等をベッドの枕元に集約し、携帯・スマホの充電に便利なUSBポート・コンセントを枕元に設置した。
館内案内をテレビ画面上に集約表示した「アパデジタルインフォメーション」には、自身のスマホからYou Tubeの動画や写真などをテレビに映すことができる「ミラーリング機能」を搭載しており、機能性・利便性を追求した客室空間としている。
開業記者発表では、アパグループ代表 元谷外志雄氏が以下の通り述べた。
「2010年の中期五ヵ年計画『SUMMIT 5(頂上戦略))』始動当時は東京都内直営6ホテルだったが、現在は建築・設計中を含め72ホテルまで拡大してきた。
同ホテルの位置する上野エリアは、東京都内では渋谷・新宿歌舞伎町に次ぐ宿泊需要の高い場所であり、同ホテルにおいても高稼働・高単価を期待している。また、2021年開業予定の上野駅前プロジェクトが始動しており、宿泊需要の高い上野を重点エリアと捉えている。
現在、アパホテルでは30階以上の4ホテルを含み55ホテルを建築・設計中であり、拡大戦略を図る中でホテルの大型化戦略及び同一エリアの複数ホテル運営を行うドミナント戦略を行い、運営効率化を行っていく。」
フロントには、チェックイン時間の短縮のため、業界初という全ての予約経路に対応したオリジナル仕様の「自動チェックイン機」を導入しており、アパホテル会員なら更にスピーディーかつ簡単にチェックインできる。
開業記念特別価格として、スタンダードルーム(1名利用)通常料金18,000円(税サ込)~のところ7,800円(税サ込)~、スタンダードルーム(2名利用)30,000円(税サ込)~のところ9,800円(税サ込)~で宿泊できる。
出典:アパホテル
東京都台東区ホテル展開状況
メトロエンジンリサーチによると、台東区には宿泊施設が323、部屋数にして20,913室が提供されている。
新規開業予定は58施設、部屋数にして5,309室が新たに供給される見込み。
客室数トップ10は以下の通り。
出典:メトロエンジンリサーチ
アパホテルは同区内トップ10に実に4店舗がランクインしている。
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