アパホテルは、大浴場の利用規則を改定し、タトゥーをした人への入泉制限の緩和を行う。従来、利用規則によってタトゥーをした人の大浴場への入泉を断っていたが、フロントにてカバーシール(10㎝×12㎝)を2枚まで無料で提供し、タトゥーを覆うことで入泉可能とする。
アパホテルは、3月19日(火)、アパホテル最上級ブランド、アパホテルプライド〈国会議事堂前〉の開業に合わせて、大浴場の利用規則を改定し、宿泊者用に大浴場を附設するアパホテルにおいて、タトゥーをした人への入泉制限の緩和を行う。
従来、利用規則によってタトゥーをした人の大浴場への入泉を断っていたが、3月19日(火)以降、タトゥーをした宿泊者が入泉を希望する場合、フロントにてポイントタトゥーカバーシール(10㎝×12㎝)を2枚まで無料で提供し、そのカバーシールで、タトゥーを覆うことで入泉可能とする。
大浴場を附設するアパホテルは現在50ホテル以上あり、寛ぎを提供する場として宿泊者の好評を得ている。一般公衆浴場を除く入浴施設では、タトゥーをした人の入浴を遠慮してもらうことが一般的であるが、ファッションまたは宗教上の理由からタトゥーをしている人が増加していることを鑑みると、相互理解の下、より多くの人に快適に寛いでもらうためのルールが必要であると考え、今回の決定に至った。
観光庁も「入れ墨(タトゥー)がある外国人旅行者の入浴に関する対応について」の具体的取組のひとつとして、「シール等で入れ墨部分を覆うなど、一定の対応を求める方法」を求めており、日本の観光大国化に向けて、国策に沿った貢献を行うことにしたという。
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