ホテル特化型メディア

眠っていたデータから新たな付加価値を

トップ > 熊本・上天草で旅館経営「あまくさの島」がコロナ倒産

熊本・上天草で旅館経営「あまくさの島」がコロナ倒産

投稿日 : 2020.05.01

熊本県

ホテル関連ニュース

(有)あまくさの島(熊本県上天草市龍ヶ岳町樋島2701-2、設立2001年4月、資本金300万円)は4月17日、熊本地裁天草支部より破産開始決定を受けた。上天草市で「旅館 漁師の郷」(熊本県上天草市龍ヶ岳町樋島2702、9室)を運営していた。

出典:漁師の郷(Tripadvisor)

上天草市龍ヶ岳町の旅館「旅館 漁師の郷」の運営を目的に設立し、2009年1月に破たんした(株)谷脇工業(熊本県天草市)の事業を継承する形で建築工事業も併営していた。

同旅館は、天草空港から28kmに立地、地元天草の海鮮料理を提供し人気を集めていた。

旅館業では熊本県外からの観光客や釣り客を中心に売上を伸ばしていたが、建築工事業は2014年3月期をピークに完工高の減少が続き、2017年頃には工事部門から撤退した。

以降は旅館経営のみとなり、約6,000万円の年間売上高で推移していたが、採算性は低くたびたび赤字を計上。また、旅館など既存設備に対する借入負担も重く、資金繰りも逼迫していた。

こうしたなか、新型コロナの影響で、2月より宿泊のキャンセルが相次いで売上が急落。先行き見通しも立たなくなったため、3月初旬に旅館を閉鎖し今回の措置となった。

負債総額は債権者26名に対し約6,300万円。

TSRが報じた。

メトロエンジンリサーチによると、上天草市には宿泊施設が57、部屋数にして834室が提供されている。

同市内では旅館が24施設、民宿が13施設と小規模な施設が多く展開している。

出典:漁師の郷(Tripadvisor)

【合わせて読みたい】

ロイヤルオークリゾートが新型コロナ関連倒産、負債50億円

新潟・上越「タカダキャッスルホテル」コロナ倒産

福島・二本松で櫟平ホテル運営の泉屋旅館がコロナ倒産

熊本・人吉「アンジェリーク平安」運営の人吉観光交通が倒産

WBFホテル&リゾーツが倒産、負債総額160億円、新型コロナ関連最大規模

ファーストキャビンが東京地裁に破産手続き開始の申し立て

JR西日本ファーストキャビンが店舗を閉鎖し解散

宮城・鎌先温泉の老舗旅館、木村屋旅舘が廃業T

記録的不況、新型コロナ関連倒産まとめ(4月15日更新)

関連記事