Airbnbは、イタリアのNGO「Wonder Grottole」(ワンダー・グロットレ)と協力し、目まぐるしい日常から逃れて、美しい村グロットレでゆっくりリセットできる、一生に一度の夢の「イタリア、サバティカル休暇の旅」に当選するキャンペーンを、このたび実施する。
出典:Airbnb
一か月以上の連続休暇取得制度「サバティカル休暇」
キャンペーンの舞台は、イタリア南部マテーラ県の丘の上にある小さな村「グロットレ」。
グロットレは、風光明媚な村だが、過疎化が著しく、住民わずか300人に対し、空き家は600軒以上もあり、存亡の危機にさらされている。
そこで村に新しい息吹を呼ぼうということで、廃屋を再生する「Wonder Grottole」(ワンダー・グロットレ)主催のプロジェクトをAirbnbが後援する運びとなり、実現したのが今回のキャンペーン。
募集するのは、体験と宿泊のボランティアホストとして、2019年6月1日から8月30日の3か月間、村に滞在する有志4名。
当選者は、滞在中、村人になりきって、イタリア語を学び、市民農園の畑仕事に精を出しながら、自分で栽培した採れたての野菜を使った、美味しいイタリア料理を作るコツを習得できる。
ボランティア4名は村の暮らしを満喫しながら、1か月の研修期間中、宿泊と体験の基礎をみっちりと習得。その後、Wonder Grottole(ワンダー・グロットレ)とともに、Airbnbの補助ホストとしての本格的な活動がはじまる。
補助ホストとしてデビュー後は、村のコミュニティセンターの美しいベッドルームや、村の中心部にある伝統的な家にゲストを迎える傍ら、古くから伝わる野菜の育て方、ハチミツ採り、手打ち生パスタ、オリーブオイルのつくり方をゲストに指導する社会貢献体験のホストとしても活動。
体験の参加費用は全額村の活性化に還元される。
Airbnb共同創業者兼最高プロダクト責任者のジョー・ゲビア氏は次のように語っている。
「イタリアは各地方の放つ魅力が独特で、個性的な国です。地方コミュニティの結束が強く、そこに住む人々は生き生きとして輝いており、無数に広がる丘の上の村から成る地方が特徴です。そのうえ、やさしく温かな人々で知られる国です。Airbnbは、そんなコミュニティの存続を支えられたらと思います。そうすることによって、次の世代に村を引き継いでもらうことができたら、これほど嬉しいことはありません。様々な人々に声をかけ、村の暮らしに本当のかたちで貢献することのヒントとなり、支援することが、イタリアの田舎の美しさに光を当てるきっかけになることを心から願っています。」
出典:Airbnb
【同キャンペーン 概要】
応募資格者:18歳以上で、かつ次に挙げる国に住む人、米国、メキシコ、アルゼンチン(メンドーサ州を除く)、イタリア、イギリス、ドイツ、フランス、スペイン、ポルトガル、オランダ、オーストラリア、インド及び日本。
期間:2019年6月から8月まで3か月間
要件:グロットレ村に滞在し、NGO「Wonder Grottole」(ワンダー・グロットレ)のボランティアとして働き、中級レベルの英会話ができる人。イタリア語は滞在中に学ぶ。また、応募にあたり、村の活性化に貢献するという固い決意を示すこと。
応募期間:2019年1月15日から2月17日まで
申し込みなどの詳細は公式サイト参照のこと。
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