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「森のタンブラー」「e-tray(食べられる器)」を利用したイベントのゼロ・エミッション化

投稿日 : 2020.02.28

海外

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JTB、JTB Hawaii,Inc.とアサヒビール、丸繁製菓は、観光地イベント会場での使い捨てプラスチックごみの削減効果を検証するため、連携してハワイ最大級のイベントであるホノルルフェスティバル(主催:ホノルルフェスティバル財団)を活用した実証事業を実施する。

同事業は、持続可能な開発目標(SDGs)の取り組みとして、植物繊維から生まれたリユースカップ「森のタンブラー」や、じゃがいもでん粉を原料とした可食容器「e-tray(食べられる器)」などの環境に優しい容器の普及・利用促進することで、使い捨てプラスチックごみが多く排出される観光地各種イベントのプラスチックごみ削減の取り組み強化(ゼロ・エミッション化)を図り、社会への貢献を目指すもの。

環境省の報告によると、2010年推計でプラスチックごみは、世界全体で478~1275万トン/年、我が国からは2~6万トン/年が海洋流出しているとみられている。プラスチックごみによる海洋汚染が地球規模で広がる中、2015年に開かれた「国連持続可能な開発サミット」において、廃棄物の発生防止・削減することがSDGsとして採択され、各国でも使い捨てのプラスチック対策への取り組みが行われている。

こうした中、イベント開催時に利用されるプラスチック製品削減を目的に、アサヒビールはリユースカップ「森のタンブラー」を、丸繫製菓は「e-tray(食べられる器)」を通じて、JTBとJHIは観光イベントと環境にやさしい容器・製品をマッチングさせることで、4社が協業して、廃棄物を排出させないイベントの仕組みづくり(イベントのゼロ・エミッション化)を推進する。

その一環として、2020年3月にアメリカ合衆国ハワイ州オアフ島で開催される観光地イベントを通じ、プラスチックごみ削減により、持続可能社会へ貢献できることを実証する。

ハワイ州では2015年に全米で初めて、2045年までに「全電力消費の100%を再生可能エネルギーで賄う」ことを義務付ける法律を制定。環境意識の高まりをみせる中、オアフ島では2019年12月にプラスチック食器類の全面禁止案が可決された。

2021年より段階的に導入され、2022年までに使い捨てプラスチック製品(皿、スプーン、フォーク、ナイフ、ストローなど)の使用が全面的に禁止される。脱プラで注目を集めるハワイ州(オアフ島)で2020年3月6日(金)~3月8日(日)に、10万人以上もの観客動員を誇る“ホノルルフェスティバル”が開催される。

このフェスティバルは期間中の各種イベントにおいて、アサヒビールの「森のタンブラー」と丸繁製菓の「e-tray(食べられる器)」を利活用し、参加者だけではなく、オアフ島民に対しても、使い捨てプラスチックごみの削減を促し、ハワイ州へ貢献する。

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