ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルが、全レストラン・宴会にて使い捨てのプラスチックストローの使用廃止を本日8月29日発表。9月から全レストランで「生分解性ストロー」を使用。年内に使い捨てプラスチック製ストローの使用廃止を実行する。
横浜市みなとみらいに所在するヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルが使い捨てストローの全廃に乗り出す。
2018年9月より、ラウンジ&バー「マリンブルー」で生分解性ストローを導入。これを皮切りに、各レストラン、宴会場などで段階的に導入し、年間で使用する約15万本のプラスチック製ストローを、生分解性ストローに変更する。
同取り組みは、環境への影響を低減させることを目的とするもので、年内にはホテルが運営する全レストラン、ラウンジ、バー、宴会場でのプラスチック製ストローの使用を廃止する計画。
新たに導入するストローは、とうもろこしなどのでんぷんから得られる植物由来の新しい樹脂を原料とした、地球にやさしく、環境に負荷をかけない生分解性で、使用後は微生物の働きによりコンポスト化が可能。
また、焼却された場合でも有害物質を発生しないので安全。なお、厳しい環境適合基準を満たしたものに使用できるマーク「グリーンプラマーク」、および焼却時の炭酸ガス排出量の低減に効果があるといわれる「バイオマスプラマーク」の認証を受けているという。
使い捨てストロー全廃の動きは北米、欧州など世界的な動きが進展しており、日本でも影響が波及し始めた。
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