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自然と文化の融合:梼原町での地域活性化プロジェクト始動

投稿日 : 2024.07.25

高知県

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(出典:バリューマネジメント株式会社

バリューマネジメント株式会社は、高知県梼原町および一般社団法人ゆすはら雲の上観光協会と「梼原町の自然環境や歴史、風土を活かした地域活性化に関する包括連携協定」を令和6年7月13日に締結した。これは、梼原町の観光拠点づくりを推進し、地域資源を有効活用して地域活性化を目指すものである。協定締結式は神戸市中央区文化センターにて行われ、他力野淳氏と梼原町長であり一般社団法人ゆすはら雲の上観光協会会長の吉田尚人氏が挨拶を行い、協定書の読み上げと署名が行われた。また、梼原町にゆかりのある建築家の隈研吾氏が立ち会った。

梼原町に数多くある隈研吾建築の一つ梼原町立図書館(出典:バリューマネジメント株式会社

梼原町は高知県の西北部、愛媛県との県境に位置し、人口3,307人の小さな町である。松山市や高知市から車で90分の距離にあり、四国カルストや四万十川の源流など、自然豊かな環境が広がっている。町の面積の91%が森林であり、景観に配慮した町並みが特徴である。また、坂本龍馬の脱藩の道や隈研吾氏設計の図書館など、歴史と文化が息づく地域である。

梼原町は未来を切り拓く観光価値づくりに注力しており、まちづくり実現にむけた観光の拠点として、太郎川の施設群の再整備を計画している。梼原町が観光の拠点となるためには、高知県内はもちろん、日本全国、また海外からの多くの観光客の目的になる必要があり、地域にはない地域の資源を生かした梼原町ならではの取り組みを行うことが重要となる。そのため、地域の資源を最大限に活用し、観光産業のマーケティング・プロモーションやマネジメント機能を強化することが重要である。バリューマネジメント株式会社は「日本の文化を紡ぐ」を理念に掲げ、これまで多くの地域で観光まちづくりを手掛けてきた。今回の包括連携協定により、双方の強みを活かして観光によるまちづくりを進めていく。

梼原町長の吉田尚人氏は、町内の資源を活用して町全体がホテルというイメージをもって取り組みを進めたいと述べた。また、バリューマネジメント株式会社代表取締役の他力野淳氏は、自然とともにある梼原町の魅力を歴史、文化、自然や梼原町に住む人々を通じた体験型の観光として提供することに意欲を示した。さらに建築家の隈研吾氏は、梼原町の歴史と自然、人々のエネルギーに期待を寄せ、見る観光から体験する観光への転換を期待している。

今回の協定は、梼原町の未来を見据えた観光価値づくりを推進し、地域資源を活かした地域活性化を目指す重要なステップとなるものである。梼原町の自然、歴史、風土を活かした地域活性化が進むことにより、多くの観光客を魅了し、町全体の発展に寄与することが期待される。

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