（出典：エクスペディア）
エクスペディアは、今年のシルバーウィークに向けて、2024年の旅行トレンドのひとつである「そっくり観光地」の中から、人気が上昇している旅行先5選を発表した。「そっくり観光地」は、街の雰囲気や楽しめるアクティビティなどが似ており、場合によっては、より手頃な価格で訪れることができる場所である。
エクスペディア・グループが実施した調査によれば、日本人の7割以上が「そっくり観光地」への旅行経験がある、もしくは「してみたい」と回答しており、非常に高い関心が寄せられている。今年のシルバーウィークは、9月14日から16日、9月21日から23日の2回に分けて3連休があるため、日本との距離が近いアジア地域が特におすすめである。昨今の円安の影響で、アメリカやヨーロッパへの旅行費用が高い傾向にある中、アジア諸国では比較的安く旅行できるため、多くの日本人旅行者にとって魅力的な選択肢となっている。
エクスペディアは、ラスベガスやパリなどの人気旅行先の「そっくり観光地」として、アジアの旅行先5選を発表する。これらの旅行先は、エクスペディアの検索データによると、2022年6月から2023年5月までの1年間と、2023年6月から2024年5月までの1年間を比較して、いずれも検索数が大幅に増加している。特に「マカオ」は245%増、「ダナン」は66%増、「台中」は63%増、「バリ島」は56%増、「ホーチミン」は38%増と、それぞれ人気が上昇している。
（出典：エクスペディア）
まず、ラスベガスのそっくり観光地である「マカオ」は、西洋文化が混じり「東洋のラスベガス」とも呼ばれる異国情緒漂う都市である。カジノやショー、テーマパークのようなアトラクション施設が揃っており、多彩なエンターテインメントを楽しむことができる。また、世界遺産「マカオ歴史地区」にある大聖堂の遺跡や修道院も見どころである。次に、メキシコ・カンクンのそっくり観光地「ダナン」は、白い砂浜と青い海が広がるベトナムのリゾート地で、高級ホテルや歴史的な世界遺産を楽しむことができる。ボリビアのウユニ塩湖のそっくり観光地「台中」の「高美湿地」は、水面が空を鏡のように映し出すことで知られ、特に9月は絶景が見られる時期である。その他にも、レトロな見た目が可愛いスイーツのカフェや雑貨屋などフォトジェニックなスポットが多数あり、年中無休の夜市や人気の食堂が集まる市場なども楽しめるため、ショッピングやグルメを堪能するにはもってこいとなっている。
（出典：エクスペディア）
ハワイ島のそっくり観光地「バリ島」は、常夏の気候で大自然スポットが豊富にあり、パワースポットや国立公園が楽しめる。最後に、パリのそっくり観光地「ホーチミン」は、19世紀のフランス統治時代のコロニアル建築が残り、「東洋のパリ」と呼ばれている。また、パリのオルセー駅をモデルにした「サイゴン中央郵便局」や、夜にはライトアップされる「市民劇場（オペラハウス）」などの美しい街並みを堪能でき、フランスの影響を受け、カフェ文化も早くから根付いており、おしゃれな店内で現地の若者に人気の「塩コーヒー」を味わう時間はまさにパリにいるような気分を味わうことができる。
エクスペディアは、旅行者が最大限に旅行を満喫できるよう、旅行に必要なものを集約し、予算内で満足できる旅行を提供している。最新のテクノロジーを駆使し、ホテル、航空券、パッケージツアー、現地ツアーなどの豊富な選択肢から、それぞれのニーズを満たす旅行体験を提供していくことを目指している。