ホテル特化型メディア

眠っていたデータから新たな付加価値を

トップ > インバウンド > 隣席の不安からパスポートの忘れ物まで。世界と比較した日本人の旅行習慣とは?:エクスペディア意識調査

隣席の不安からパスポートの忘れ物まで。世界と比較した日本人の旅行習慣とは?:エクスペディア意識調査

投稿日 : 2024.01.10

インバウンド

エクスペディアの『旅行時のストレスに関する意識調査』が注目を集めている。この調査は、世界11地域を対象にOnePollが実施し、エクスペディアの委託により2023年8月22日から9月12日の期間で行われた。結果は、特に日本人旅行者の行動に関して興味深い傾向を示している。

(画像出典:エクスペディア

まず、日本人の約4人に1人が飛行機を利用した旅行にストレスを感じており、「知らない人の隣に座ること」に不安やストレスを感じる割合が世界で最も高いことが明らかになった。これは日本人のプライバシー重視の文化が影響している可能性がある。

一方、飛行機を利用した旅行の際に「一緒に旅行している人と喧嘩をする」割合が14%と、日本人は世界で最も少ないことも判明した。対照的にアメリカ人の約6割が喧嘩をすると回答しており、文化的な気質の違いが浮き彫りになっている。

また、空港到着後にパスポートを忘れたことに気づいた経験がある割合については、日本人は1割にも満たず、世界で3番目に少ない。これに対し、アメリカ、シンガポール、メキシコの人々は忘れる経験が多いと報告されている。

旅行で忘れたくないものに関しては、日本人の7割以上が「パスポート」と答えた。この結果は、日本人が旅行において最も重視するものがパスポートであることを示している。さらに、クレジットカードや現金、スマートフォンなども必需品として挙げられており、5位には「下着」がランクインした。

最後に、日本人が飛行機を利用する際のストレスを減らす方法として、「オフシーズンに旅行をすること」と「余裕をもって、予約を済ませること」が挙げられた。これらの方法は、機内の混雑や予約の手間、費用の心配を軽減するためのものである。

関連記事