(出典:株式会社イノベーションパートナーズ)
株式会社イノベーションパートナーズは、2025年2月4日に徳島県小松島市と「地方創生に関する包括連携協定」を締結した。この協定により、同社は徳島大正銀行、とくぎんトモニリンクアップ、株式会社サーキュレーションの4者とともに、「地域経済の好循環に向けた共創推進に関する連携協定」を締結した。今回の連携は、地域資源と各社の事業特性を活かして相乗効果を図ることで、小松島市の次世代産業や新しいビジネス創出を目指している。
(出典:株式会社イノベーションパートナーズ)
「地方創生に関する包括連携協定」では、シティプロモーションやシティブランディングを始め、地域資源を活用した産業振興、経済活性化、移住定住促進、観光振興など、地域創生を推進するさまざまな協力事項が盛り込まれている。また、「地域経済の好循環に向けた共創推進に関する連携協定」では、一次産業の振興や担い手の支援、起業活動支援、新規事業創出支援、企業誘致などの事項が含まれた。
締結式で小松島市の中山市長は、急速に進行する人口減少や物価高騰の影響を受けた地域経済の厳しい現状について言及し、行政だけでは解決できない課題であることを認識した。そのうえで、民間企業との連携が新たな魅力を創出するために重要であると強調した。株式会社イノベーションパートナーズの代表である本田晋一郎氏は、小松島市の地域資源や一次産業を市場に合った形で高付加価値化し、新しい市場を開拓することに尽力すると意気込みを語った。
同社は地域創生事業を展開し、観光目線での「交流人口」の拡大を目指す。長期滞在や企業誘致などを通じて「関係人口」を創出し、地域の高付加価値化に貢献する取り組みを進めている。自治体や事業者に対しては、プロモーションやブランディングなどの支援を行っており、2023年度の地方創生テレワークアワードで地方創生大臣賞を受賞した実績がある。