(出典:白馬岩岳マウンテンリゾート)
株式会社岩岳リゾートが運営する、白馬岩岳マウンテンリゾートは、2023年-2024年の冬季シーズンにおいて、14.7万人超の来場者数を記録した。これは、同社が目指す「世界水準のオールシーズンマウンテンリゾート」実現への取り組みが功を奏した結果である。また、同年度全体では2000年以降最高の36.9万人超の来場者数を達成している。
(出典:白馬岩岳マウンテンリゾート)
同リゾートは、スキー・スノーボーダーの人口減少や気候変動の影響を受けながらも、通年で楽しめるリゾートとしての魅力を高めるため、様々な新施設を次々と開業し、冬季だけでなく、グリーンシーズンの充実を図っている。具体的には、2017年からグリーンシーズン強化策を本格的に推進し、絶景テラス&カフェやアウトドアアクティビティ施設などを次々にオープン。これらの取り組みにより、グリーンシーズンの来場者数は2016年から2023年までの間に約9倍に増加した。
(出典:白馬岩岳マウンテンリゾート)
冬季においては、2023-2024年の暖冬予測にもかかわらず、来場者数は前年度を上回る成果を見せた。この成功の背景には、インバウンド観光の復活や、少雪対策としての降雪投資の確実な実施があり、これにより安全かつ楽しいスキー体験が提供された。また、リゾート内の観光スポットや飲食を目的とした観光客も増加し、冬季の観光客数は前年比で約2倍に上った。
今後、岩岳リゾートは内部要因の強化を続けることにより、スキーヤーやスノーボーダーだけでなく、観光目的の来場者やペット連れの客も楽しめる観光地へと進化を遂げる計画である。また、お客様の安全と自然保全に努めながら、白馬岩岳でしか体験できない貴重な時間や感動を提供し続けることを目指している。
株式会社岩岳リゾートは、1985年に設立された会社で、長野県白馬村に本社を置き、群馬県や岐阜県を含む8つのスキー場と複数のレンタルショップを運営している。同社は、非日常的な時間と空間を演出し、自然の素晴らしさやウィンタースポーツの楽しさを伝えることを使命として掲げている。これにより、年間を通じて多くの来場者に愛されるリゾートの実現に向けて、日々努力を続けている。