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観光業の活性化へ、デイトナが河津温泉旅館組合と協定:バイクライダーとの交流拡大を目指す

投稿日 : 2024.10.21

静岡県

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(出典:株式会社デイトナ

株式会社デイトナは、2024年9月1日、静岡県河津温泉旅館組合と「観光パートナー協定」を締結した。河津温泉旅館組合は、組合員の創意工夫で観光客の誘致を進めており、デイトナも地域貢献活動を積極的に行ってきた。今回の協定では「ライダーにやさしい河津温泉郷」をスローガンに、全国のバイクライダーと地域との新たな交流を創出し、河津町の観光振興に貢献することを目指す。

(出典:株式会社デイトナ

河津町は「河津桜」や『伊豆の踊子』の舞台として有名で、豊かな自然や歴史、文化が多くの観光資源として知られているが、閑散期と繁忙期の差が大きく、観光業は外的な影響を受けやすいという課題を抱えている。また、観光資源が点在しており、アクセスの不便さもあり、個々の魅力を十分に伝えきれていない現状がある。加えて、新型コロナウイルス感染症の影響によりバイクライダーの来訪が増加していたものの、ライダー向けの情報発信が不十分であった。

このような背景を踏まえ、デイトナはバイクライダーによる情報発信とライダー同士の交流が、地域の発展に貢献すると考えた。デイトナはバイクに対する深い理解と、地域貢献活動での経験を活かし、バイクライダーに向けた観光誘客の促進や満足度向上のための施策を河津温泉旅館組合と共同で進めることとなった。

本協定では「地域の活性化となる活動」「活動を通じて、河津町地域の住民や参加者との交流が生まれる活動」「自然を通じて、親子が健康で楽しい時間を過ごせる活動」の3点についてデイトナと静岡県河津温泉旅館組合が相互に協力し、プロモーション活動を実施する。

今後の展開としては、2024年10月から11月末まで「ライダー宿泊プラン」の実証実験を行い、河津町の宿泊施設でライダー向けの「朝活Cafe」を開催する予定である。これにより、バイクライダーとの新たな交流機会を創出し、地域の魅力を効果的に発信することを目指す。

デイトナは、1972年に設立され、静岡県森町に本社を置くオートバイアフターパーツメーカーである。同社は「バイク文化の創造」を掲げ、独自の企画開発力を持って世界中のライダーのニーズに応える商品・サービスを提供してきた。また、若い世代がバイクに触れる機会を提供し、ベテランライダーにも引き続きバイクを楽しんでもらうため、オンラインイベントや地域貢献活動にも積極的に取り組んでいる。

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