観光庁は2月13日、2018年12月分の主要旅行業者の旅行取扱状況を発表した。全体では前年同月比で104.4%と増加し、総取扱額が405,745,871(千円)となった。
海外旅行、訪日旅行が続伸、国内旅行も堅調に推移
海外旅行の総取扱額は対前年同月比108.8%となった。個人旅行は欧州・韓国への取扱い、団体旅行は台湾への取扱いが好調であり、総取扱額は前年同月と比べ増加した。
訪日外国人旅行(日本の旅行会社による)の総取扱額は対前年同月比108.6%となった。欧米豪市場を中心に引き続き堅調に推移し、総取扱額は前年同月と比べ増加した。
日本人の国内旅行の総取扱額は対前年同月比101.0%となった。北海道での「ふっこう割」が好調であり、総取扱額は前年同月と比べ微増となった。
出典:観光庁
旅行会社別では、ニッコウトラベルが海外旅行のみの取り扱いで314%の躍進を果たした。また、西武トラベルが海外旅行や訪日外国人旅行で増加し、149.6%と大幅に増加した。
旅工房が国内旅行で291.3%と躍進し、全体でも116.3%と増加した。
また、エヌオーイーが訪日外国人旅行で180.1%で激増し、全体でも115.6%の増加を示した。
そのほか、阪急交通社やWILLER、イオンコンパスなどが115%を超える増加を示した。
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