東京1964大会のオリンピックスタジアムであった国立競技場が、2020年までに新しい競技場に生まれ変わる。東京2020大会では、開・閉会式のほか、陸上競技やサッカーが行われる。オリンピックスタジアムとなる新国立競技場の周辺ホテル展開状況を追った。
東京五輪メインスタジアム、6万8千人収容
出典:日本スポーツ振興センター
同施設では、オリンピックの開会式・閉会式、陸上(トラック・マラソン)のほか、サッカー競技が開催され、68,000人を収容する
パラリンピックの開会式・閉会式と陸上競技も開催される同施設は、東京五輪のメインスタジアムとなっている。
大会後は各種スポーツ・文化関連イベントに使用される予定。
所在地は、東京都新宿区霞ヶ丘町10番2号で、JR総武線「千駄ヶ谷駅」「信濃町駅」下車徒歩約5分、都営大江戸線「国立競技場駅」下車徒歩約1分となっている。
開・閉会式のほか、陸上競技やサッカーが開催され、68,000人もの人々が連日訪れることで、周辺地域は大きく賑わうこととなる。
出典:日本スポーツ振興センター
東京都新宿区・周辺ホテル展開状況
メトロエンジンリサーチによると、東京都新宿区には宿泊施設が211、部屋数にして21,844室が提供されている。新規開業予定は19施設、部屋数にして2,220室が新たに供給される見込み。
同施設は新宿区の最南端に位置しており、渋谷区や港区に隣接した地域に所在する。
同施設の周辺半径2キロ圏内には宿泊施設が93、部屋数にして8,341室が提供されている。同圏内の新規開業予定は9施設、部屋数にして1,100室が新たに供給される見込み。
特に注目のホテルとしては、「三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミア」(東京都新宿区霞ヶ丘町11-3、362室)が同施設付近に、2019年11月22日の開業を予定している。
五輪開催期間中は多くの関係者が同ホテルに宿泊を予定しており、すでに新規の予約は受け付けられない状況であるという。
【合わせて読みたい】