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東京都、学術系国際会議誘致支援、国内会議の国際化支援

投稿日 : 2020.04.07

東京都

インバウンド

東京都と(公財)東京観光財団(TCVB)は、令和2年度「学術系国際会議等誘致支援」及び「国内会議等の国際化支援」助成事業の募集を開始した。

学術系国際会議等誘致支援事業

1.目的

この事業は、TCVBが主催者に対し、東京を開催候補地として国際会議の誘致活動を実施する際に、東京への国際会議の誘致を支援することで、産業の活性化に寄与することを目的として実施するもの。

2.支援事業の対象

(1) 対象会議

対象とする国際会議は、次の要件すべてを満たすもの。

1) 医歯薬理工学系の学会の研究者等が誘致委員会等に所属している、又は東京都が設定する重点分野国際会議であり、かつ関連する協会等の会員が誘致委員会等に所属していること。
2) 定期的に、かつ開催地が複数国のローテーションで開催されること。
3) 海外に競合する都市があり、国内においては東京のみが開催候補地となっていること。
4) 会議の規模は、外国人参加者延泊数が9,600泊以上であり、かつ参加国数が5か国以上であること。
5) 東京初開催又は初開催に準ずるもの(原則として20~30年ぶりであるもの)。
6) 財団が実施する「国際会議誘致資金助成事業」の支援を受けていないこと。
7) 会議の内容は、次のいずれかに該当するものであること。
 ア 東京の国際的プレゼンスの向上に寄与するもの。
 イ 東京の産業・経済の振興に寄与するもの。
 ウ 東京の学術・文化・国際交流の振興に寄与するもの。
 エ その他、都民福祉の向上に資するなど特に必要と認められるもの。
8) 国又は地方自治体が主催するものでないこと。
9) 政治又は宗教活動を目的とするものでないこと。
10) 公序良俗に反するものでないこと。

(2)支援の内容

支援の内容は、国際会議1件につき、次表に定める内容とし、主催者による選択により提供するもの。なお、支援内容は、財団の年度予算の範囲内。

出典:TCVB

申請の受付期間:令和2年4月1日(水)から令和2年12月28日(月)まで

国内会議等の国際化支援

また、東京都内で国内会議等を開催する主催者に対し、外国人参加者増加を目的として海外で行うプロモーション活動経費及び国内会議等の多言語化にかかる経費の一部の助成、並びに開催を支援するプログラムの提供により、東京における国内会議等の国際化を促進し、産業の活性化に寄与することを目的とした「国内会議等の国際化支援助成事業」を合わせて実施する。

助成金額は、国内会議等の国際化支援助成事業の予算枠内とし、当該助成対象経費の2分の1以内。また、助成金額の上限額は、次の各条件を満たすもの。

1) 申請者が主催する国内会議等の一連の海外向けプロモーション事業1件につき、300万円が上限。
2) 国内会議等の多言語化事業1件につき、300万円が上限。

申請の受付期間:令和2年4月2日(木)から令和2年5月29日(金)まで

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