眠っていたデータから新たな付加価値を
山形県
投資・開発
山形市のホテル市場を施設単位で並べ直すと、県都の駅前ビジネスホテル群と、標高約900mの蔵王温泉という性格の異なる2つの商圏が1つの市域に同居している姿が見えてくる。メトロエンジンリサーチ&コンサルティングが2026年10月5日時点で集計したところ、主要予約サイトで販売が確認できた山形市内の宿泊施設は76施設・4,035室、直近12か月(2025年10月〜2026年9月)の推定成約ADRは12,3...
東京都
大阪府
神奈川県
2028年に新規開業するホテルは、現時点でどこまで見えているのか。メトロエンジンリサーチが把握する範囲の建築計画を2026年10月2日時点で集計すると、2028年に完成予定のホテル計画は106件で、2027年完成予定221件の48.0%にとどまっていた。ただしこの差は供給が半減することを意味しない。延床1万㎡以上の大型計画は2027年と同じ13件がすでに並び、少ないのは着工から1年前後で完成する小...
東武鉄道が中央区日本橋三丁目で延べ8,800㎡の宿泊特化型ホテルを計画している。建通新聞(2026年6月2日)が設計を日建設計、11月中旬の着工を目指して施工者を選定中と報じ、日経不動産マーケット情報(2026年9月10日)が「東京駅近くに8800m2の宿泊特化型ホテル」と続報した。客室数・ブランド・運営者は本稿執筆時点(2026年10月2日)で未公表のままである。本稿では、計画地の属する街区を国...
長崎県
長崎県佐世保市のホテル業、株式会社博多屋が同市潮見町で新ホテルを起工した。長崎新聞(2026年9月8日)によると、鉄筋コンクリート造10階建て・全106室で、1・2階に大浴場「SPA葉港の湯」を置き、2027年12月の完成、2028年春の開業を予定する。フランチャイズ元の藤田観光は10月1日のプレスリリースで、この計画を「SPA葉港の湯 ワシントンホテル佐世保駅前(仮称)」として発表し、ワシントン...
沖縄県
エリア・施設分析
レベニューマネジメント
沖縄県のホテルが2026年10月に販売している宿泊プランを、同一ホテル内で「素泊まり」と「朝食付」の両方を売っている施設だけに絞って比べると、朝食付の上乗せ幅(食事プレミアム)はビジネスホテルが+12.9%(ペア N=75施設)、シティホテルが+23.5%(N=8)であるのに対し、リゾートホテルは+7.4%(N=88)にとどまっていた。単価の高いリゾートほど朝食の段差が薄い一方で、同じリゾートでも...
長野県
ABホテル株式会社(東証スタンダード・6565)が長野県茅野市で準備を進めてきた「ABホテル茅野」(6階建て・121室)が、2026年10月24日にグランドオープンを迎える。中央自動車道・諏訪ICから車で約2分、JR茅野駅から約5分の立地で、同社の開示資料によると投資金額は8.0億円程度だった。諏訪6市町村を推定成約ADRで並べると、茅野市は直近12か月平均で1万2,600円と諏訪市の1万1,30...
栃木県
日本ハウスホールディングス(東証プライム・1873)は2026年7月30日、栃木県那須町と神奈川県箱根町に持つホテル4軒・計194室を、信託を設定したうえで信託受益権として譲渡する契約を結んだ。引渡期日とされた10月1日には、アイコニア・ホスピタリティが4軒の運営開始を発表している。開示された金額は「固定資産売却益 約45億円」の一行だけで、譲渡価格も帳簿価額も譲渡先の名前も公表されていない。 た...
宮城県
宮城県のシティホテル10施設(1,172室)とビジネスホテル60施設(8,892室)について、2026年10月10日から11月8日までの30宿泊日のブッキングカーブを、宿泊日の45日前から直近までの観測で突き合わせた。10月17日(土)は45日前時点でシティの推定OCC(OTA掲載在庫ベース)が88.9%、ビジネスが59.4%と29.5ptの開きがあったが、30日前には16.8pt、9日前の直近観...
北海道
JR帯広駅南口の旧長崎屋帯広店跡地で、ホテル・分譲マンション・商業施設を一体で整備する再開発が動き出した。中核となるのが、勝毎ホールディングスが2026年5月14日に公表した「サウナ&スパリゾート 北海道ホテル 帯広駅南」(全130室、2028年春開業予定)である。モール温泉の大浴場と多彩なサウナ、サウナ付き・露天風呂付きの客室を備える計画で、駅徒歩1分の立地に温泉地型の商品を持ち込む構成になって...
大阪府のホテル市場で、2026年7〜9月の推定成約ADR(税抜相当)が確定した。確定月同士で前年同月と比べると、シティホテルは7月 −25.1%・8月 −24.4%・9月 −21.8%、ビジネスホテルは7月 −31.9%・8月 −33.6%・9月 −34.0%と、3カ月とも大きなマイナスが並ぶ。ただし比較対象の2025年は、4月13日から10月13日まで大阪・関西万博が開催された年であり、同じ月を...