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【速報】観光庁宿泊旅行統計調査、本年5月分発表

投稿日 : 2018.07.31

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観光庁の本日7月31日の宿泊旅行統計調査の発表によると、本年5月の延べ宿泊者数(全体)は、4,236万人泊で、前年同月比1.5%減。外国人延べ宿泊者数は、747万人泊で、前年同月比14.9%増となった。また、5月の全体の平均稼働率は60.7%で、都道府県別の稼働率は大阪府が首位、種別では広島、鹿児島、京都、神奈川が首位を奪う健闘を見せた。

 
外国人の大幅増加も日本人減少で全体が微減
 
延べ宿泊者数の推移は以下のグラフの通り。
 

出典:宿泊旅行統計調査

 
外国人宿泊客の大幅な増加が目立っているが、依然全体の8割以上を占め絶対数にまさる日本人宿泊客の減少がこれを打ち消す傾向が続いており、延べ宿泊者数は伸び悩む状況が続いている。
 
客室稼働率は60.7%で5月としては過去最高値
本年5月の客室稼働率は全体で60.7%で、5月としては調査開始以来の最高値となった。
また、客室稼働率が80%を超えた都道府県は、シティホテル12箇所(昨年5月:12箇所) 、ビジネスホテル3箇所(同: 3箇所)、リゾートホテル3箇所(同: 1箇所)となった。
 
カテゴリー別の稼働率は以下の通り。

出典:宿泊旅行統計調査

 
カテゴリー別の稼働率では簡易宿所が前年同月比で0.5%減少したほかは、旅館、リゾートホテル、ビジネスホテル、シティホテルいずれも前年同月比を上回った。
中でも、シティホテルは前年同月比1.8%増、旅館は、前年同月比を1.6%上回る結果となり顕著な伸びを示した。
 

出典:宿泊旅行統計調査

上記のグラフの通り、カテゴリー(施設タイプ)別の稼働率トップは依然としてシティホテルで、ビジネスホテルがこれに続き、いずれも全体の平均稼働率を大きく上回った。リゾートホテルは全体の平均稼働率とほぼ同水準で推移しており、旅館や簡易宿所が稼働率で苦戦しているものの、旅館に稼働率でやや持ち直しが見られた。
 
大阪首位、種別は全国に割れる
都道府県別の稼働率では大阪府が78.6%でトップ、2位は東京都で77.9%となった。また、3位は千葉県で70.8%となった。
カテゴリー別では、旅館が鹿児島県の54.2%がトップ、リゾートホテルは大阪府が87.2%で首位となり、ビジネスホテルは86.8%で京都府、シティホテルは広島県が88.8%でトップ、簡易宿所は神奈川県が67.1%で首位に立つなど、種別のトップは日本全国の都道府県が取り合う形となった。
東京都は延べ宿泊者数は、514万人で2位の大阪府(307万人)を大きく凌ぎ首位であるものの、稼働率では全体で2位、種別のトップの座は全て失う形となった。
宿泊需要が三大都市圏への集中から、鹿児島や広島など地方にも拡散しつつあることを示していると言えるだろう。
 
 
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