東日本大震災の津波と原発事故で大きな被害を受けた相馬地方の4市町村(相馬市、飯舘村、南相馬市、新地町)を通るコースをめぐる第2回相馬復興サイクリングが5月26日(日)に開催、4月5日エントリーを開始する。同地方のホテル展開状況と合わせてお送りする。
相馬の今、復興を感じるイベント
東日本大震災の津波と原発事故で大きな被害を受けた相馬地方だが、沿岸部は堤防や防災緑地などの整備も着々と進み、市道「大洲松川線」の再開や尾浜海水浴場も再開され、震災前のにぎわいを取り戻しつつあるという。
昨年の9月に開催された第1回大会は台風24号の影響でロングコースが中止となりショートコースのみの開催となったが、今年こそ福島県の復興最前線と言われる相馬地方の復興の様子を全国のサイクリストに肌で感じてもらいたいとの意気込みで5月26日に第2回の開催を迎える。
同イベントは、ロングコース100km、ショートコース48kmで各コース300名のサイクリストを募集する。
出典:相馬復興サイクリング
同イベントでは相馬地方の宿に宿泊すると、松川浦産の乾燥あおさの御土産をプレゼントする。
福島県相馬市ホテル展開状況
メトロエンジンリサーチによると、現在いちご狩りが旬の季節を迎えている相馬市には宿泊施設が40、部屋数にして1,046室が提供されている。
客室数トップ10は以下の通り。
出典:メトロエンジンリサーチ
福島県南相馬市ホテル展開状況
メトロエンジンリサーチによると、国の重要無形民俗文化財に指定されている相馬野馬追が行われることでも有名な南相馬市には宿泊施設が50、部屋数にして1,752室が提供されている。
客室数トップ10は以下の通り。
出典:メトロエンジンリサーチ
いずれの市でも新規開業予定は確認できなかった。
そのほか、同コースである飯舘村、新地町には数施設の民宿などが展開しており、新地町のこじま荘は59室の長期滞在向け宿舎として知られている。
【合わせて読みたい】