アクロディア子会社の渋谷肉横丁は、中国最大のオンライン旅行会社「シートリップ」の代理店JASTと、業務提携。シートリップのアプリ内でインバウンド観光客向けに「渋谷肉横丁」や「高田屋」を積極的に紹介し認知度向上を図り、インバウンドビジネスのさらなる拡大を目指す。
出典:渋谷肉横丁
訪日中国人観光客向けインバウンドビジネスの拡大
シートリップは、宿泊施設、フライト、列車、パッケージツアーの予約及び法人の旅行マネジメントサービス等旅行サービス全般を提供する中国最大のオンライン旅行会社。
シートリップのアプリダウンロード数は10億ダウンロードを超え、シートリップのWebサイトとモバイルアプリを通じた旅行の予約はオンライン予約総数の60%を占める。
東京都北区に本社を置くJASTは、シートリップの日本での代理店としてインバウンド向け事業における集客サービスを行っている。
渋谷ちとせ会館の渋谷肉横丁は旗艦店として、年間約40万人を集客し、多数の中国人観光客が訪れるスポットとなっている。
渋谷肉横丁は、今年1月より中国最大の決済サービス「支付宝(アリペイ)」の導入を進めており、また、2018年10月30日付で日本の伝統の「ごまそば」や「北前そば」の専門店「高田屋」をラインナップに加えた。
このたびのJASTとの業務提携により、今後の展開として、シートリップのアプリ内でインバウンド観光客向けに「渋谷肉横丁」や「高田屋」を積極的に紹介し認知度向上を図り、インバウンドビジネスのさらなる拡大を目指していく。
既に日本での高級宿へと掲載先を宿泊業界において拡大しているシートリップだが、今年9月には飲食店予約チャネルを開設、日本食などのグルメを楽しむ目的で来日する中国人観光客が近年増加していることから、飲食業においても同社との提携の動きが進みそうだ。
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