1月7日、政府は「GoToトラベル」全国停止措置の延長を正式に決定。延長期間を2月7日までとした。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、政府主導の観光需要喚起策「GoToトラベル」キャンペーンは先月28日より全国一律で取扱を停止している。
当初、停止期間を1月11日までとしていたが、首都圏の1都3県(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)で緊急事態宣言が再発令されたことを受け、人の往来を招く「GoTo」事業も停止措置を延長することとした。なお、停止措置の対象は全国一律のままであり、緊急事態宣言が発令された地域以外も含む。延長の期限は緊急事態宣言と同じく、2月7日までだ。
延長に伴い、既存の予約分の旅行は割引の対象外となる。ただし、1月12日以降に予約していた旅行は17日までは無料で解約することができる。またキャンセル分の損失に対する補償として、登録事業者には旅行代金の35%が支給される見通しだ(1人1泊1万4,000円まで)。ただし、事業者がキャンセル補償を受けられるのは昨年の12月14日までに予約されていた旅行に限る。
コンサートやスポーツイベントなどの観覧料を割引支援する「Go To イベント」についても、対象チケットを新規販売を停止する。ただし、オンラインイベントなどのフィジカルでない催しについては割引の対象になるとのこと。