眠っていたデータから新たな付加価値を
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バケーションレンタル
Airbnbが計画していた万里の長城に宿泊するプランの中止を発表した。この度、さまざまな意見を受け、同イベントを進めるべきではないという判断をし、イベントを中止する運びとなったという。
Airbnbが万里の長城を史上初めて宿泊施設として公開する。万里の長城にカスタムデザインの家を用意し、抽選で4組を9月の宿泊利用に招待する特別企画。長城の修復保存運動と、中国文化を今に伝える幅広い活動に光を当て、万里の長城の知られざる一面を世界に広め、サスティナブルな旅を中国全土に促進する狙い。
ホテル関連ニュース
バイドゥ株式会社は、直近1年以内に日本旅行で買物をした北京市、上海市在住の中国人1,099人を対象に、訪日中国人観光客の買物実態に関するアンケート調査を実施、その結果の一部を公表した。
欧州最大のホテルチェーン、アコーホテルズは、7月31日、米21c Museum Hotels(21c ミュージアムホテルズ)の株式の85%を取得することを発表した。21c ミュージアムホテルズは美術館とホテルの両分野で新たな旅行経験を提供するホスピタリティ管理会社。全米に開発中を含めて11の宿泊施設を所有する。
マリオット、ヒルトン、ハイアット、アコーなど世界大手ホテルチェーン各社は、ストローなどのホテル内の使い捨てプラスティック製用品の廃止を進める方針を示した。
ハイアットの米ウィスコンシン州のミルウォーキーに所在する「Hyatt Regency Milwaukee Hotel」が米投資会社に売却されることとなった。481室の大規模ホテルの売却で、今後大掛かりなリノベーションを予定。ハイアットは2020年までの大規模な資産売却計画を明らかとしている。
ホテル統計データ
2018年6月に米ホテル産業のRevPAR(販売可能な客室1室あたりの収益)が2010年3月から100ヶ月連続で成長を記録し、米ホテル市場の長期にわたる好調さを示した。
マリオット・インターナショナルが中国アリババ・グループとの共同事業で、顔認証チェックイン・システムを中国で本年7月中に導入することを発表した。
インターコンチネンタル・ホテルズグループ(IHG)は中国ネット検索大手の百度と提携し、次世代型のインテリジェント・ホスピタリティの導入に取り組む。人工知能(AI)搭載のスマートスピーカーによるスマート・ルームの提供で、ホスピタリティ産業における新ユーザー体験に挑む。
イギリスのホテル市場におけるRevPARが本年5月、前年同月比で1.3%の減少に転じた。好調を続けたイギリスホテル市場で、前年同月比でマイナスとなるのは2016年10月以来のこと。イングランド北部でツールドイベントを開催したリーズでは好調な業績を示し、昨年のテロから客足が戻らないマンチェスターとは対照的となった。英ホテルは労働コストの上昇にも直面している。