日本旅館協会は海外衛星放送の視聴環境整備推進について、先月開催された日中韓観光大臣会合において、中国当局より日本の宿泊施設における海外衛星放送の視聴環境について改善を図るよう申し入れがあったことに関して、観光庁より周知の要請があり、その旨公表している。
観光庁からの要請は、観光庁観光産業課長より、11月15日付で(一社)日本旅館協会会長宛て、に記されており、10月26日に中国蘇州市にて開催された第8回日中韓観光大臣会合において、3国間の交流促進に向けた課題について話し合いが行われ、その中で中国当局より日本の宿泊施設における海外衛星放送の視聴環境について改善を求める申し入れがあったことが記されている。
それを受けて観光庁は同協会に対して、日本としても宿泊施設の海外衛星放送については、訪日外国人のストレスフリーで快適な受け入れ環境を整備する上で、非常に重要な課題であると認識するものの、現在の普及状態について必ずしも十分ではないとした上で、同庁の支援制度も活用しつつ、導入を促進するように同協会の傘下会員に対して周知するよう同協会に求めたもの。
これを受けて同協会では、同要請内容を公表した。
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