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新型コロナ関連宿泊施設倒産記事トップ10

配信日 : 2020.04.10

”加速化する倒産、ホテルの患者の受け入れ開始”

【最新コロナ関連ニュース】

プリンスホテル、同一エリアのホテルの営業を集約

プリンスホテルでは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況や緊急事態宣言の発令を受けて、更なる感染拡大防止等を目的として一部施設の営業内容を変更。

アパ、新型コロナ無症状者及び軽症者の受け入れ

アパグループでは、政府から新型コロナウイルス無症状者及び軽症者のホテルでの受け入れの打診を得て、全面的に受け入れる意向を示した。

湘南国際村センター、新型コロナ感染患者の利用開始

4月9日に神奈川県は、新型コロナウイルス感染症陽性患者(無症状、軽症者が対象)に係る宿泊療養施設として、葉山町の湘南国際村センターの利用を開始した。

東横イン、新型コロナウイルスに対応する施設受け入れ

東横インは新型コロナウイルス感染拡大に伴い、厚生労働省や各自治体からの要請に応じ、海外より帰国しPCR検査を受けた人が、結果が判明するまでの間待機するための施設、及び軽症感染者の宿泊療養のための施設として、4施設のホテルの一棟貸し出しを行っている。

経産省、中小規模事業者に資金繰り支援・持続化給付金

経済産業省は、令和2年度補正予算案の閣議決定を受け、資金繰り支援の拡充及び持続化給付金を創設する。これまでの資金繰りに関する相談に加え、「中小企業 金融・給付金相談窓口」において給付金関係の相談を受け付ける。

【最新コロナ倒産記事】

戦後最大の危機、新型コロナ関連倒産まとめ(4月8日更新)

新型コロナ関連の倒産が4月に入って加速化。緊急事態宣言が発出されたことにより、さらなる倒産の増大も予想される。他方で安倍総理は「過去最大級の経済対策を実施する」ことを合わせて表明した。4月8日現在の新型コロナ関連倒産まとめ。

北海道苫小牧の不動産・民泊運営「まるい商事」資金ショート

まるい商事(有)(北海道苫小牧市表町1-3-9、設立1983年10月、資本金8,500万円)は4月9日、再度の資金ショートを起こした。新型コロナウイルス関連で、民泊事業でキャンセルが相次いだ。

「萩グランドホテル天空」運営の長州観光開発がコロナ倒産

観光ホテル「萩グランドホテル天空」(183室)を運営する長州観光開発(株)(資本金9000万円、萩市古萩町25、従業員69名)は、4月6日に山口地裁へ自己破産を申請した。萩市内最大のホテルで、山口県内初の「新型コロナウイルス」関連倒産 。負債額も18億円に上がる。

栃木県小山市でケータリングサービスの松田商事が破産

バラエティケータリングサービス「Rico(リコ)」を提供する(株)松田商事(栃木県小山市萩島197、設立2006年8月、資本金300万円、代表 松田 繁氏)は、4月3日に事業を停止、破産申請を弁護士に一任した。新型コロナ関連倒産。

兵庫県尼崎市で旅行代理業「マイチケット」コロナ関連倒産

旅行代理業の(株)マイチケット(兵庫県尼崎市武庫川町4-27-1、設立1982年6月、資本金3,300万円、代表 山田和生氏)は4月2日、神戸地裁尼崎支部に破産を申請した。新型コロナ関連倒産。

岡山・鳥取で旅館業運営の「トラベルシリウス」が倒産

岡山県や鳥取県で複数の施設を経営している(有)トラベルシリウス(岡山県真庭市湯原温泉387-1、従業員40名)は、4月1日に岡山地裁へ民事再生法の適用を申請した。岡山県初の「新型コロナウイルス」関連倒産となった。

ホテルバンク新型コロナ関連宿泊施設倒産記事トップ10】

1位 兵庫県湯村温泉で老舗温泉旅館経営「とみや旅館」倒産

戦前からある老舗温泉旅館経営の(株)とみや旅館(兵庫県美方郡新温泉町湯181-2、設立1953年6月、資本金1,200万円、38室)は3月31日、事業を停止し破産申請を弁護士へ一任した。

2位 愛知県旅館「冨士見荘」新型コロナウイルスで初の経営破綻

愛知県蒲郡市所在の(株)冨士見荘は本年2月21日までに事業を停止し、名古屋地裁豊橋支部への破産申請をした。新型コロナウイルスの影響で中国からの団体ツアーのキャンセルが相次ぎ、先行きの見通しが立たなくなり、事業継続を断念した。

3位 「萩グランドホテル天空」運営の長州観光開発がコロナ倒産

観光ホテル「萩グランドホテル天空」(183室)を運営する長州観光開発(株)(資本金9000万円、萩市古萩町25、従業員69名)は、4月6日に山口地裁へ自己破産を申請した。萩市内最大のホテルで、山口県内初の「新型コロナウイルス」関連倒産 。負債額も18億円に上がる。

4位 茨城県潮来市で旅館業運営の「富士屋ホテル」が倒産

(株)富士屋ホテル(茨城県潮来市潮来102、設立1962年11月、資本金1000万円)は3月30日、水戸地裁麻生支部に破産を申請した。茨城県初の「新型コロナウイルス」関連倒産となった。

5位 福岡県うきは市の温泉旅館「原鶴温泉咸生閣」が倒産

(株)原鶴温泉咸生閣(資本金4000万円、34室、福岡県うきは市吉井町千年14-1)は、3月30日に事業を停止、同月31日に福岡地裁久留米支部へ自己破産を申請した。福岡県では初の新型コロナ関連倒産となった。

6位 西日本最大級のスキー場やホテル運営の瑞穂リゾートが倒産

日本最大級のスケールを誇るスキー場で宿泊施設(40室)もある「瑞穂ハイランド」(島根県邑南町)を運営する瑞穂リゾート(株)(資本金1000万円、広島市西区南観音7-16-15、従業員24名)と複数のホテル運営を行う瑞穂商事などの3社は、3月31日に事業を停止し、自己破産申請の準備に入った。

7位 北海道温泉旅館「名湯の森ホテルきたふくろう」自然塾が倒産

温泉旅館「名湯の森ホテルきたふくろう」(北海道川上郡弟子屈町川湯温泉、91室)を運営する(株)自然塾(北海道川上郡弟子屈町川湯温泉1-9-15、設立1985年3月、資本金1,000万円)は3月31日までに事業を停止し、破産手続きを弁護士に一任した。

8位 新型コロナウイルスの影響で猪苗代町の「田村屋旅館」が倒産

有限会社田村屋旅館(資本金2000万円、福島県猪苗代町蚕養字沼尻山甲2855、従業員5名)は、3月6日に福島地裁会津若松支部へ民事再生法の適用を申請。業歴100年を超える老舗で震災と原発事故の風評被害対策に努めたが、今期の暖冬によるスキー客の減少と新型コロナウイルスの影響で力尽きた。

9位 大阪国際交流センターホテルを再委託で運営の関西スターリゾートが破産

大阪国際交流センターホテルの運営を再委託にて行う関西スターリゾート(株)(資本金100万円、大阪府大阪市天王寺区上本町8-2-6)は、3月23日に事業を停止し、事後処理を弁護士に一任、自己破産申請の準備に入った。大阪国際交流センターホテルは直接的なホテル運営受託会社のもと現在も営業。

10位 温泉旅館「奥飛騨薬師のゆ本陣」新型コロナ関連倒産

(株)奥飛騨薬師のゆ本陣(高山市奥飛騨温泉郷一重ヶ根208-48、設立2015年12月、資本金500万円、50室)は3月30日までに事業を停止し、破産申請を弁護士に一任した。