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【ホテルバンク週間人気記事ランキングトップ10:2025年12月15日 – 12月21日】

配信日 : 2025.12.22

“自然共生と人材改革が導く、ホテル業界の変革に着目”

【ホテルバンク週間人気記事ランキングトップ10:2025年12月15日 – 12月21日】

1位 【取材】日本初の泊まれる植物園『THE BOTANICAL RESORT 林音』那珂に誕生

茨城県那珂市の県立植物園が、「泊まる」「癒される」「食べる」「遊ぶ」を一体化した日本初の“泊まれる植物園”として生まれ変わった。名称は「THE BOTANICAL RESORT 林音(リンネ)」。2025年11月29日にグランドオープンし、熱帯植物館の夜間ライトアップや森に囲まれた宿泊施設、県産木材を使った温浴施設、県産食材のレストランなどを備える。
有料だった植物園エリアは無料開放され、朝夕の散策も気軽に楽しめるようになった。ビジョンに掲げるのは「“自然と”笑顔になれる場所」。植物や木の香り、風や光を感じながら過ごす時間が、観光客だけでなく地元住民の暮らしにもどのような変化をもたらすのか注目される。

2位 ダイワロイネットホテルズ、2026年度から全正社員の給与体系を改革へ 業界平均を超える改定の背景とは

2026年4月より給与改定を実施すると発表したダイワロイネットホテルズ。新卒初任給(全国社員)を22万円から31万円へ増額という内容です。業界平均を大きく上回る数字の背景には、「賃金を戦略的投資と位置づける」明確な経営判断があります。親会社である大和ハウスリアルティマネジメント株式会社にて、常務執行役員兼ホテル事業本部の副本部長を務める鈴木大介さんに、同社の人材戦略についての考え方を聞きました。

3位 【取材】加賀市橋立に港町オーベルジュ「KITAMAE BASE 加賀橋立」

石川県加賀市橋立に、北前船文化を受け継ぐスモールラグジュアリーホテル「KITAMAE BASE 加賀橋立」が開業した。元料亭「平井屋」を地域資本でリノベーションし、全9室の客室やシェフズカウンター、貸切風呂、ラウンジを備え、海と山里の恵みを五感で味わう滞在を提案する。
加賀温泉郷に偏りがちな観光客の動線を海側へと広げ、漁業や農業、工芸、クリエイターとの連携を通じて、橋立エリアの再生と北陸観光の新たなモデルづくりをめざす拠点だ。

4位 現場が決める、本部が支える。ダイワロイネットホテルズのボトムアップ経営とデジタル戦略

国内に77のホテルを展開する、ダイワロイネットホテルズ。各ホテルの個性が際立つ運営の背景には、「現場に裁量を与え、挑戦を評価する」経営スタイルがあります。本記事では、「現場主導」の運営哲学と、デジタル活用による業務効率化、そして「人ならではのおもてなし」との両立について焦点を当てます。大和ハウスリアルティマネジメント常務執行役員兼ホテル事業本部の副本部長を務める鈴木大介さんに聞きました。

5位 グランドメルキュール那須高原リゾート&スパ、「グリーン・グローブ」認証を取得:那須の自然と文化を未来へつなぐサステナブルな取り組み

グランドメルキュール那須高原リゾート&スパは、旅行・観光業界向けの国際的なサステナビリティ認証制度「グリーン・グローブ(Green Globe)」を取得した。同ホテルは日本国内のグランドメルキュールとして、また那須エリアで初めての認証取得となる。グリーン・グローブは環境、社会、文化の3つの側面から総合的に持続可能な取り組みを評価する認証制度であり、観光業界で世界的に認知されているものである。

6位 【2025年12月最新】高付加価値化とエリア特性の多様化が進む:京都市の新規開業施設

メトロエンジンリサーチによると、京都市における新規宿泊施設の開業は、「京都駅周辺」「四条河原町〜祇園エリア」「東山・清水寺周辺」を中心に分布している。
まず、京都駅周辺では、JR各線や新幹線、地下鉄烏丸線が集約する関西有数の交通結節点としての機能を背景に、国内外の観光客を幅広く取り込む宿泊施設の開業が継続している。近年は、大規模ホテルに加え、外資系ブランドや上位グレードのフルサービス型ホテルも増加しており、インバウンド需要の受け皿としての役割が一層強まっている。

7位 JTB、絶景プロデューサー詩歩氏と連携:富山の冬景色を世界へ発信し、地域観光の新たな価値創出へ

株式会社JTBは、訪日インバウンド事業戦略「訪日インバウンドVISION2030」に基づき、訪日外国人旅行者の目的となる観光コンテンツの創出を加速させるため、絶景プロデューサーの詩歩氏とパートナーシップを締結した。詩歩氏は「JTB JAPAN Inbound」の専属マイスターとして、絶景を切り口に地域の魅力を発掘し、誘客やエリア内での分散、受け入れ体制の強化など、地域ごとに異なる課題解決に取り組む。

8位 アゴダ、アジアの「2026年トラベルトレンド5選」を発表:日本人旅行者は“国内再発見”志向が拡大

デジタル旅行プラットフォーム「アゴダ」を運営するAgoda Company Pte. Ltd.は、アジアの旅行者を対象にした調査結果をもとに「Agoda 2026 トラベルアウトルックレポート」を発表した。本レポートでは、2026年に注目される5つの旅行トレンドを紹介しており、アジア各国の旅行動向から、旅行者の意識変化や新たな行動様式が浮き彫りとなった。調査によると、アジア全体で「自国を再発見する旅」への関心が高まっており、特に日本ではその傾向が顕著である。

9位 ブッキング・ドットコム、2026年の「旅行トレンド予測」10選を発表:“自分らしさ”を表現する新時代の旅「The Era of YOU」へ

ブッキング・ドットコムは、33の国と地域で29,733人の旅行者を対象に実施した調査結果と独自の知見を基に、2026年の「旅行トレンド予測」10選を発表した。今回のテーマは「The Era of YOU – 自分らしさ」であり、旅行がこれまで以上に個人の情熱や興味を反映する体験へと進化していることが明らかになった。旅行者は画一的なスタイルを離れ、自己表現を重視した旅を求める傾向が強まっている。

10位 おてつたび、「2025-2026年末年始特集」を公開:9連休に向け地域で働く旅が拡大、50代以上の参加が4倍に増加

株式会社おてつたびは、「お手伝い(短期アルバイト)」をしながら旅をすることで地域の人手不足解消や関係人口の創出を目指すマッチングサービス『おてつたび』において、2025年から2026年の年末年始シーズンに向けた特設ページ「2025-2026年末年始特集」を公開した。本特集は、2025年11月の公開から1週間で、12月・1月の参加募集への申し込みのうち約20%が特集ページ経由となるなど、年末年始を地域で過ごしたい人々から高い関心を集めている。