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【ホテルバンク週間人気記事ランキングトップ10:2025年9月1日 – 9月7日】

配信日 : 2025.09.08

“地域と観光の新たな結び直しに着目”

【ホテルバンク週間人気記事ランキングトップ10:2025年9月1日 – 9月7日】

1位 京都府亀岡市と大阪府茨木市、観光資源を活かした広域周遊ルート形成へ

京都府亀岡市大阪府茨木市は令和7年8月20日、広域観光連携に関する協定を締結した。両市が保有する観光資源を結びつけ、共同プロモーションや周遊ツアー造成、イベント開催などを通じて観光客の周遊性向上と滞在時間延伸を図ることを目的としている。協定式は茨木市のダムパークいばきたで行われ、両市の市長や副市長、観光キャラクターも参加した。

2位 広島空港周辺のビジネスホテル市場: 供給と価格における現状と展望

広島空港を中心とした半径3km圏内は、ビジネスホテル市場の動向を追ううえで注目の地域である。このエリアは広島県でも交通の要衝として知られ、空港の利用者はもちろん、周辺のビジネスゾーンや観光地を訪れる人々が宿を求める場となっている。特に広島エアポートホテルがこの地域の代表的な宿泊施設となっており、メトロエンジンリサーチによれば、この施設の分析を通じて市場の全体像を把握することが可能である。

3位 【取材】東海道の歴史薫る、箱根ごこちの湯宿「界 箱根」リニューアルオープン

箱根湯本に佇む全室リバービューの温泉旅館「界 箱根」が、2025年8月13日にリニューアルオープンした。
「東海道の歴史に浸る、箱根ごこちの湯宿」をコンセプトに、宿の魅力を一層高める新たな仕掛けが導入されている。中庭にはお茶やお団子をふるまう「さわ茶屋」が誕生し、往時の茶屋を想起させる空間で寛ぎの時間を提供。さらに、110㎡を超える贅沢な「箱根ごこちスイート」が2室限定で設けられ、湯坂山を望む露天風呂や坪庭付きの湯上がり処など、多様な過ごし方が可能となった。また、箱根寄木細工の制作工程を体験できる「ずく引き」プログラムも新たに加わり、地域文化を深く体感できる場となっている。

4位 【2025年8月最新】熱海市の旅館を徹底分析!“量から質”に進む都市近接型温泉リゾートの現在地

メトロエンジンリサーチによると、熱海市の旅館は熱海駅から来宮駅にかけての市街地周辺に高密度で集積している。特に熱海サンビーチや親水公園周辺には海を望む立地を活かした旅館が多く、観光客にとって視覚的・体験的な魅力を提供しているのが特徴だ。
地図からも確認できるように、熱海駅至近の利便性の高いエリアと、海岸線に面した滞在型エリアが2大ポイントとなっている。一方で、来宮駅周辺や梅園・小嵐町方面にも一定数の旅館が点在しており、こちらは閑静な環境や自然景観を重視した旅館が中心だ。こうした分布は、「アクセス重視型」と「滞在環境重視型」という2つの宿泊ニーズに対応していることを示している。

5位 JNTO発表:2025年7月の訪日外国人数は343万7,000人、中国市場が牽引し前年同月比4.4%増

日本政府観光局(JNTO)の発表によると、2025年7月の訪日外国人数は343万7千人となり、前年同月(329万2,602人)比で4.4%増加した。前月(2025年6月、337万7,800人)からは1.8%の増加であり、訪日需要の回復基調が続いていることがうかがえる。東南アジアなど一部地域では夏場に需要が落ち着く傾向があるものの、長期休暇に合わせた需要増が全体を押し上げたと考えられる。

6位 【取材】熱海に新オーベルジュ「無為自然 -ATAMI-」グランドオープン

2025年8月、Karakami HOTELS&RESORTS株式会社は、熱海市網代にラグジュアリーリゾートブランド「NIPPON RESORT」の第一弾施設「無為自然 -ATAMI-」を開業した。
全18室の客室はいずれも相模湾を望むオーシャンビューと天然温泉露天風呂を備え、静かな環境で過ごせるプライベート感が魅力。館内には、東京のフレンチレストラン『蒼』と連携した「LAT.34°N by 蒼」を併設し、地元・伊東や稲取で水揚げされた魚介を使った料理を提供する。

7位 高崎駅周辺のビジネスホテル市場:供給と価格における現状と展望

高崎市は、群馬県の中核都市であり、高崎駅を中心とした半径3km圏内は交通と観光の両面で賑わいを見せるエリアである。特に、新幹線をはじめとする交通網の充実度により、ビジネス目的の訪問者が多く、観光客にとっても便利な拠点となっている。この交通利便性が、ビジネスホテル市場の活性化に寄与していると言える。メトロエンジンリサーチによると、このエリアにおけるビジネスホテルの供給動向と価格設定について今後の展望を探る

8位 若年層を中心に広がる、旅行計画での生成AI利用動向

株式会社JTB総合研究所は、生成AIの利用と旅行に関するアンケート調査を実施し、生成AIが旅行の計画や実施においてどのように活用されているのかを明らかにした。ウェブアンケート調査は、過去1年以内に1回以上泊りがけの観光旅行をした経験があり、かつ生成AIを週に数回以上利用している人432名を対象に行われ、さらに日常的に生成AIを利用している人29名に対するウェブインタビュー調査も実施された

9位 ソロトリ・一人旅調査:20代と50代に特徴的なデビュー傾向が判明

株式会社ホーンが運営する一人旅特化メディア「ソロトリ」は、2025年5月に「ソロトリ・一人旅実態調査(2024年度版)」を実施した。調査は958名から回答を得て、うち82.5%にあたる790名の一人旅経験者について行動パターンを分析したものであり、世代別に特徴的な旅行スタイルが浮き彫りとなった。なお、一人旅経験者とは、2024年度に宿泊を伴う一人旅を1回以上行った人を指す。

10位 東急ホテルズが「SDGs週間2025」を開催:全国45ホテルでスタンプラリーと美化運動を実施

東急ホテルズ&リゾーツ株式会社は、2025年9月19日から25日までの期間を「東急ホテルズのSDGs週間2025」と定め、全国の45ホテルで持続可能な社会の実現に向けた2つの取り組みを実施する。同社は2019年にサステナブル方針として「地球にやさしいホテル・まちにやさしいホテル・ひとにやさしいホテル」という3つの目指す姿を掲げ、ホテル事業を通じて社会的課題に取り組んできた。今回の企画は、国連が2015年9月25日に採択した持続可能な開発目標(SDGs)を契機とする「Global Goals Week」に合わせた初の全社的な試みである。