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【ホテルバンク週間人気記事ランキングトップ10:2025年8月25日 – 8月31日】

配信日 : 2025.09.01

“地域資源の再発見と観光価値の多様化に着目”

【ホテルバンク週間人気記事ランキングトップ10:2025年8月25日 – 8月31日】

1位 【取材】東海道の歴史薫る、箱根ごこちの湯宿「界 箱根」リニューアルオープン

箱根湯本に佇む全室リバービューの温泉旅館「界 箱根」が、2025年8月13日にリニューアルオープンした。
「東海道の歴史に浸る、箱根ごこちの湯宿」をコンセプトに、宿の魅力を一層高める新たな仕掛けが導入されている。中庭にはお茶やお団子をふるまう「さわ茶屋」が誕生し、往時の茶屋を想起させる空間で寛ぎの時間を提供。さらに、110㎡を超える贅沢な「箱根ごこちスイート」が2室限定で設けられ、湯坂山を望む露天風呂や坪庭付きの湯上がり処など、多様な過ごし方が可能となった。また、箱根寄木細工の制作工程を体験できる「ずく引き」プログラムも新たに加わり、地域文化を深く体感できる場となっている。

2位 【取材】塗装会社が挑む築30年の空きビル再生!長崎「HOTEL URO」開業

長崎市で創業57年の有限会社中村塗装は、築30年の旧カラオケ店を改修し、シェア型ホテル「HOTEL URO(ほてる うろ)」を2025年8月1日に開業した。
約10年間空き家だった建物は、スキップフロア構造と中央の外部階段が特徴。水回りを共用化するホステル業態とすることで、建物の持つ独自の構造や雰囲気を最大限に活用したとのこと。白く塗装された階段空間では、長崎出身のサウンドアーティストによる自然音と光の演出を楽しめる。
1階は地域に開かれたカフェ、最上階は街を一望できるラウンジとして整備。宿泊機能に加え、地元住民や観光客が気軽に立ち寄れる空間づくりを目指している。

3位 【2025年8月最新】滞在価値の多様化が進む温泉リゾート都市:熱海市の新規開業施設

メトロエンジンリサーチによると、熱海市における新規ホテル開業は、「熱海駅周辺」「来宮駅周辺」「東海岸町〜銀座町エリア」に集中している。
まず、熱海駅周辺では、東京や名古屋からの新幹線・在来線アクセスの利便性を背景に、観光やビジネス双方に対応できる宿泊施設の開業が進む。駅から徒歩圏内で温泉街や海岸にアクセスできる立地特性から、短期滞在から連泊まで幅広い層をターゲットにしている点が特徴だ。

4位 【取材】広島中心部に新拠点「ベッセルホテル広島 平和大通り」開業

広島市中心部、JR広島駅から車で約8分の好立地に「ベッセルホテル広島 平和大通り」が2025年8月4日にグランドオープンした。
旧「Hotel・Legit」をリブランドし、観光・ビジネス双方に最適な拠点として生まれ変わった同ホテルは、最大6名まで宿泊可能な広々とした客室や、全室3点独立型の水回りを備えるなど快適性を追求。8月9日からは、「五感で楽しむ朝ごはん」をテーマに、広島の食材やご当地メニューを取り入れた朝食サービスも提供し、滞在そのものが旅の思い出になる空間を目指す。

5位 ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜、開業5周年を機に動物園と食品活用を実施

ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜は、2025年9月に開業5周年を迎えるにあたり、横浜市および公益財団法人横浜市緑の協会と連携し、ブッフェ料理で消費しきれなかった果物や野菜をよこはま動物園ズーラシアに提供する取り組みを開始する。これは、食品ロス削減と資源循環の促進を目的としたものである。

6位 ソロトリ・一人旅調査:20代と50代に特徴的なデビュー傾向が判明

株式会社ホーンが運営する一人旅特化メディア「ソロトリ」は、2025年5月に「ソロトリ・一人旅実態調査(2024年度版)」を実施した。調査は958名から回答を得て、うち82.5%にあたる790名の一人旅経験者について行動パターンを分析したものであり、世代別に特徴的な旅行スタイルが浮き彫りとなった。なお、一人旅経験者とは、2024年度に宿泊を伴う一人旅を1回以上行った人を指す。

7位 子どもの好奇心を育む「旅育」スポット 全国TOP100公開

株式会社令和トラベルが運営する「海外旅行・国内旅行のツアーやホテル予約アプリNEWT(ニュート)」は、全国1,724の自治体を対象に「学んで遊べる親子旅スポットTOP100」を発表した。このランキングは「学びと遊びのバランス」「子供向け観光施設の充実度」「移動のしやすさ」「混雑度の低さ」「安心・安全・サポート制度」の五つの評価軸(各100点満点)を基準とし、令和トラベル独自の調査に基づいて作成されたものである。

8位 SNSが旅行先選びの主流に:Voyagestonが2025年夏の意識調査を実施

女子旅メディア「土曜日の小旅行」を運営する株式会社Voyagestonは、ミレニアル世代の旅行好き層を対象に「夏の旅行の予定」に関するアンケート調査を実施し、2025年夏の旅行トレンドを明らかにした。旅先や宿泊先を探す際の情報収集手段については98%がデジタル経由であり、SNSとWEBを併用する検索行動が主流であることが判明した。ショート動画で現地の雰囲気を把握し、WEB記事で詳細を確認する二段階の調査が一般化しており、非デジタル層はわずか2%にとどまった。

9位 豊岡市とKoeeruが協定締結:観光CRM導入で来訪者との関係強化

株式会社Koeeruは、兵庫県豊岡市において観光事業の推進を担う一般社団法人豊岡観光イノベーションと、観光CRM(顧客関係管理)の共創を目的とした地域活性化包括連携協定を締結した。この協定によりKoeeruは、観光客の一次情報(Voice of Customer:VOC)と域内の観光客データを起点とした観光CRMの導入・運用支援を行い、豊岡市の観光振興と関係人口の創出・拡大に貢献する方針である。

10位 ブッキング・ドットコムが発表:2025年夏の海外旅行先、ソウルや東南アジアが人気

ブッキング・ドットコムは、2025年のお盆期間(8月13日〜17日)を対象とした日本人旅行者のフライト検索データに基づき、この夏に人気の海外旅行先ランキングを発表した。データは、2025年5月1日〜6月25日に日本人ユーザーが同社のサイト上で行った検索回数をもとにしている。