(出典:株式会社ヤマハミュージックジャパン)
株式会社ヤマハミュージックジャパン(以下、ヤマハ社)は、リゾートトラスト株式会社(以下、リゾートトラスト社)との協業を発表した。この協業の背景には、リゾートトラスト社の方針、すなわち「各施設が立地する地域との絆を生かしたイベントや機会を積極的に創出する」というものがある。この方針の下、ヤマハ社の音楽の街づくり事業「一音一会」が、リゾートトラスト社が愛知県蒲郡市に持つ「ラグーナベイコート倶楽部」に導入されることとなった。
(出典:株式会社ヤマハミュージックジャパン)
ヤマハ社の「おとまち」事業は、人々と音楽をつなげることを目的としており、これまで自治体や企業、商店街といった多様なコミュニティでの取り組みを通じて、地域の活性化や共有価値の創出を行ってきた。この「ラグーナベイコート倶楽部」での協業は、ホテルの会員や利用者に、音楽との出会いや楽器演奏の体験を提供することで、新たなコミュニティの形成や地域とのつながりを目指すものである。
具体的な取り組みとしては、2023年10月27日から、ホテルのエントランスステージなどでクラシックやジャズ、ポップスといったさまざまなジャンルの音楽イベントが開催される。さらに、2024年1月には楽器の体験プログラムが始まり、これを通じて音楽愛好者同士のコミュニケーションの場が提供される。
このような取り組みを通じて、ヤマハ社とリゾートトラスト社は、音楽を通じた新たな価値の提供と地域とのつながりの強化を目指している。