株式会社NEXERは、株式会社MySaunaと共同で、「旅行先ホテルの選び方」に関するアンケート調査を実施し、その結果を公表した。本調査は、2024年3月27日から29日にかけて行われ、全国の男女1021名から有効回答数600サンプルを得た。インターネットを介して実施されたこの調査では、旅行先でのホテル選びにおける個人的な重視点や、友達、恋人との旅行時の重視点について複数の質問がなされた。
(画像出典:株式会社NEXER)
調査結果によると、女性は個人旅行時に「価格」を最も重視するポイントとして74.3%が選択し、「食事の美味しさ」が54%、「観光地からのアクセスの良さ」が50.3%と続いた。男性も同様に「価格」を最も重視するポイントとして79.3%が選択し、これに「食事の美味しさ」が51.7%、「温泉がある」ことが50%という結果であった。このことから、旅行先のホテル選びにおいて、価格の安さは男女問わず共通して重視されるポイントであることが明らかになった。
友達との旅行においても、価格の安さは重視されるポイントとして高い割合で選ばれ、女性では62.3%、男性では65.0%が「価格」を選んでいる。加えて、男女ともに食事の美味しさや観光地からのアクセスの良さなどが重視されるポイントとして挙げられた。
一方で、恋人との旅行におけるホテル選びでは、男女共に「食事の美味しさ」が最も重視されるポイントとして挙げられ、女性で55%、男性で54.3%の割合であった。また、このシチュエーションにおいては「価格」がやや重視されるポイントとして後退し、他の要素が比較的重要視される傾向が見られた。
さらに、どのシチュエーションにおいてもサウナの有無が好まれる傾向にあることが示された。これは、旅行先でのホテル選びにおいて、家にはないような特別な設備やサービスを求める消費者の傾向を反映している。
本調査は、旅行先でのホテル選びにおける消費者の傾向を明らかにするものであり、価格の安さ、食事の美味しさ、観光地へのアクセスの良さ、そしてサウナの有無など、様々な要素が旅行の満足度に影響を与えることが示された。旅行でのホテル選びにおいて、コスパを重視するか、それともホテルでも楽しめるように様々な要素でこだわるか、それぞれのニーズに応じた選択が楽しみの一つであることが伺える。