9月20(木)−23日(日)まで、東京ビックサイトにて「ツーリズムEXPOジャパン」が開催され、商談会やシンポジウム、ブース出展などが行われ数多くの人が訪れた。宿泊施設関連ブースでは、ヒルトンやマリオットなどがタイムシェアの案内を行うなどした。
ツーリズムEXPOジャパン
世界最大級の旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン」が東京ビックサイトにて、20日(木)、21日(金)は業界関係者の商談向けに、22日(土)、23日(日)は一般にも開放され、数多くの人々が旅行関係の企業・団体や各国のブース、ご当地料理や地酒などを楽しんだ。
また、テーマ別に開催されたシンポジウムでは、「ICTを活用した観光地域づくりのあるべき姿」についても議論が行われ、AIタクシー、AI運行バスなどのAI活用の第二次交通システムの取り組みが紹介され、スマートフォンなどから得られる利用者のデータをもとに予測する移動最適化による混雑緩和策などが議論された。
また、宿泊関連の定量データに基づくマーケティング、宿泊在庫の時機を得た提供、AIとICTを組み合わせたデジタルマーケティングの必要性などについてパネリストから指摘された。
リゾート施設タイムシェア、IRへの関心も
また、ホテル旅館などの宿泊関連のブースでは高級ホテルリゾートを週単位で所有する長期滞在プランである「タイムシェア」の案内をマリオットバケーション・クラブやヒルトン・グランドバケーションズが行なった。
マリオットではハワイやプーケットなどの7つのリゾート施設のタイムシェアの紹介などを行なった。
また、ヒルトンも新しいバケーションスタイルとして「タイムシェア」をアピールし、ハワイの施設の紹介などを行なった
その他ブースでは、セガサミーが運営する韓国初の統合型リゾート施設(IR)「パラダイスシティ」などのIR施設も積極的に広報され、IRにおける日本市場の関心度の高さがうかがえた。
次回のツーリズムEXPOジャパンは大阪となり、2019年10月の開催を予定している。