観光庁は、女性活躍を通じた観光先進国への取組強化を目指し、観光分野における女性が働きやすい環境や人材育成の方策とともに、多様な女性人材の確保等に関する検討をする「観光分野における女性活躍推進に向けた検討会」の初会合を8月19日(月)に開催する。
より女性が活躍できる観光先進国を目指して
観光庁は観光分野における女性の雇用は着実に増加しているが、女性がその力を存分に発揮するためには、働く環境や人材育成等の面で解決すべき課題があるとする。
観光分野の企業等が女性にとってより働きやすい環境を整え、管理職への登用を含めた人材育成への取組等を進めることを通じ、組織全体のダイバーシティが向上し、急増する観光客の多様なニーズに対応した質の高い観光サービスが生み出されることが期待されているという。
また近年、観光は日本経済を支える産業の一つに成長したことに伴い、観光分野での新たな就業機会が増加していることを広く発信するとともに、多様な女性人材を確保するための方策を検討することも必要であるとして、観光庁において、「観光分野における女性活躍推進に向けた検討会」を開催することとし、初会合を下記のとおり開催する。
日時:2019年8月19日(月)15:00~17:00
場所:中央合同庁舎3号館 国土交通省
委員:ホテル人事担当や労働組合、研究者、人材紹介業などより(詳細は添付名簿参照)
議題:観光分野における女性活躍に関する現状と課題
また、同庁は同検討会の下、育児等で就業ブランクのある女性等を対象として観光業とのマッチングを行う復職支援プロジェクトを、今秋実施する予定だという。
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