徳島県は、感染拡大を理由として中止していた県民向けの宿泊割引「みんなで！とくしま応援割」の予約受付を3月29日より再開し、さらに実施期間を4月28日まで延長すると発表した。
「みんなで！とくしま応援割」は、新型コロナウイルス感染症の影響で打撃を受けた県内の観光産業を支援するため、徳島県が実施している宿泊割引事業だ。当事業では、県民による県内を目的地とした宿泊旅行に対し、１人１泊あたり上限を5,000円として宿泊料金の半額が割引される。さらに県内の飲食店や土産物店などで利用できる「とくしま周遊クーポン」最大2,000円分の配布も実施予定だ。１回あたりの連泊は３連泊まで。回数制限はなく、期間内であれば何度でも利用できる。
助成金の申し込みは、旅行者自身が行う。振込までの手順は以下の通り、まず、施設から領収書と宿泊証明書を受け取り、チェックアウトより20日以内に、事務局に「助成金申請書」「請求書」「誓約書」「宿泊証明書」「領収書」を郵送する。書類が受理されれば、後日、指定した口座に助成金が振り込まれる仕組みだ。
当事業はワクチン・検査パッケージを適用するため、利用にあたってはワクチンの予防接種証明書または PCR 検査等の陰性証明の提示が必要となる。実施期間は４月28日まで。現在は徳島県限定だが、近隣県との協議が整い次第、他県民も利用対象に追加される見通しだ。
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