徳島県は15日に新型コロナウイルス感染症対策を中心とした総額40億1389万円の2021年度一般会計6月補正予算案を発表。県民限定の宿泊割引事業「みんなで!とくしま応援割」の追加事業費として20億円が盛り込まれており、同事業は12月末まで延長となる。
国の地域観光事業支援を活用
同事業は県民の県内旅行代金の50%を上限に1人1泊あたり(日帰り旅行は1人あたり)最大5,000円を助成。さらに飲食店やお土産物店などで使える最大2,000円分のクーポンを付与する。
同事業は202年6月に第1弾が開始され、2021年3月に開始した第3弾までに12万2,002泊に対して計5億8082万円を助成している。新型コロナウイルス感染症が拡大したため、4月下旬に事業が一時停止していたが、6月12日利用分から再開。新たに日帰り旅行も対象に加え、7月末で終了の予定だった。
6月12日から7月31日までの利用分は危機管理調整費を活用し、6月補正には8月1日から12月31日までの事業費20億円を計上。全額を国の地域観光事業支援の補助金でまかない、宿泊20万泊分、日帰り旅行5万人分を受け付ける。
●「みんなで!とくしま応援割」とは
徳島県在住者が徳島県内で宿泊、県内旅行商品を購入した場合、それぞれの代金50%(上限5,000円)の額を助成するとともに、県内の「利用対象施設」で利用できる最大2,000円(人泊・旅行)の「とくしま周遊クーポン」を提供する。
予約は対象の宿泊施設もしくは旅行代理店にて行う。期間中の利用回数は2回まで、1回あたりの連泊は「3連泊」まで。
<問い合わせ先>
「みんなで!とくしま応援割」事務局
TEL:088-623-7708
受付時間:9時30分~17時30分(土日祝は休)
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