8月16日の夜、北海道中川郡幕別町のホテルで、複数の宿泊客が体調不良により病院に搬送された。北海道放送などが報じた。保健所が食中毒の可能性もあるとみて調べている。
13歳から27歳の宿泊客、16名が吐き気や手足のしびれを訴え病院に搬送された。搬送されたうち14名が未成年。17日午前より、帯広保健所が状況を詳しく調べているという。
15日には、秋田県仙台市にある田沢湖生保内のホテル、田沢湖レイクリゾート内にあるレストランで、10 歳未満から 60 代の男女計 7 人が、サルモネラ菌による食中毒を発症した。秋田県生活衛生課が発表したところによると、発症者は下痢や腹痛、発熱といった症状を訴えていたが重症者はおらず、全員快方に向かっているという。大仙保健所は、当レストランを 6 日間の営業停止処分とした。
気温が高くなると食中毒が発生しやすく、またテイクアウトなどで料理を持ち運ぶ人が増えている昨今、食中毒にかからないよう、より注意が必要だ。全国各地で自治体が食中毒警報を発表しており、食品の取り扱いについて注意喚起している。