ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町は、国際的な持続可能性基準「VERIFIED™ Responsible Hospitality」を取得したと発表した。この認証は、フォーブス・トラベルガイドとホテル経営者のエルヴェ・ウドレ氏によって設計されたものであり、環境保護や従業員・ゲスト・地域社会の幸福を支える100以上の基準への取り組みを示したホテルに対して付与される。現在では80か国以上の星付きホテルに対して、持続可能性の公式な検証として認められている。
同ホテルでは「Connect to your future」をテーマに掲げ、地球環境への配慮、地域社会への貢献、安全・安心、次世代の育成、そしてホテルでの体験を通じた持続可能な未来への取り組みを推進している。具体的には、環境負荷の少ないアメニティの導入、日本文化に触れる体験プログラムの提供、プラントベース食材を使用したメニューの拡充などを行っている。これらの取り組みは、同ホテルならではの体験価値を創出するものである。
今回の認証取得は、世界基準のサービスを目指すホテルとして大きな自信につながったとしており、今後も地球にやさしいホテルとして成長を続ける方針を示している。ラグジュアリーホテルとしての高いホスピタリティと、SDGsの観点を取り入れたサステナビリティアクションの両立を通じて、社会的価値のある存在を目指している。
ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町は、フォーブス・トラベルガイドが掲げる「真の5つ星サービス」の理念に則り、継続的な品質向上と社会的責任を果たす運営を続けている。1958年にモービル・トラベルガイドとして創設された同ガイドは、現在ではホテル、レストラン、スパ、クルーズ船に対する唯一の独立したグローバル評価システムとして機能しており、客観的な対面調査を通じて評価が行われている。