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スーパーホテルPremier赤坂、TBSの都市型はちみつを朝食で提供開始

投稿日 : 2025.08.20

東京都

SDGs

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株式会社スーパーホテルは、サステナブルなまちづくりの一環として、2025年5月より「植樹アクションPROJECT」へ賛同・参加している。このプロジェクトの一環として、スーパーホテルPremier赤坂の屋上には、ミツバチの蜜源植物であるレモンの木が植樹された。

(出典:株式会社スーパーホテル

同ホテルでは、この取り組みを発展させるかたちで、8月1日より宿泊者向けの朝食にTBS放送センター屋上で採取された天然はちみつの提供を開始した。提供されるはちみつは、TBSが展開する「赤坂みつばちプロジェクト」によって収穫されたものである。TBS放送センター低層棟の屋上では、約20万匹のミツバチが飼育されている。赤坂の街中で育ったミツバチが採取した貴重な都市型はちみつであり、数量限定のため予定量に達し次第提供は終了する。

加えて、朝食でこのはちみつを味わった宿泊者には、プロジェクトのサポートキャラクター「BEEちゃん」がデザインされたオリジナルステッカーが配布される。宿泊体験の記念として持ち帰ることができ、小さなアクションを形に残すという意味合いが込められている。

「植樹アクションPROJECT」は、TBSホールディングス サステナビリティ創造センターCSR推進室および山田養蜂場により発足された取り組みである。ミツバチなどの花粉媒介昆虫が人々の食生活を支える存在であることに着目し、2011年からは都市養蜂「赤坂みつばちプロジェクト」として活動が続けられてきた。赤坂の企業や教育機関と連携しながら、蜜源植物の植樹を推進している。

スーパーホテルは、赤坂から始まるこの活動の趣旨に賛同し、今後も多くの人々とともに全国、そして世界へ広げていく姿勢を示している。同社は「Natural, Organic, Smart」をコンセプトに、国内175店舗・海外1店舗を展開するホテルチェーンであり、環境省の「エコ・ファースト制度」においてホテル業界で唯一認定を受けている。こうした背景から、今回の連携も環境保全や地域活性化を重視したSDGs活動の一環として位置づけられている。

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