サンシティグループ(太陽城集団)の持株会社であるサンシティグループ・ホールディングスが、3月下旬または4月上旬までに、同社がホテルおよびカジノ開発を計画中のウェストサイドシティ・リゾートワールドにある土地の使用にむけた2億米ドル(約220.34億円)の投資企画を発表した。
サンシティグループは昨年10月に、マニラのエンターテインメント・シティ地区に開発される4つ目の統合型リゾート、ウェストサイドシティ・リゾートワールドへの参加を含む多層的契約の詳細を発表した。
ウェストサイドシティ・リゾートワールドは広大な土地に広がる数十億ドル規模のレジャー・エンターテインメントタウンシップで、フィリピンの建設大手、メガワールドコーポレーションとリゾートワールド・マニラの事業者で、ゲンティン香港とアライアンス・グローバル・グループの合弁会社であるトラベラーズ・インターナショナル・ホテル・グループが31ヘクタールの土地に開発。
契約の条件によって、サンシティグループはサントラストの51%、メガワールドは43.5%、そしてオーロラ証券が残りの5.5%を取得。
サンシティグループはホテル及びカジノ開発には7億米ドルの費用がかかる見込みで、土地の広さは約44,000 m2、建物の床面積は182,000 m2となっている。
このプロジェクトには、VIPとマスゲーミングの両方を合わせて400台のゲーミングテーブルと1,200台のスロットマシン、そして5つ星ホテルの客室400室と960台分の駐車場が含まれており、2022年第4四半期に開業予定となる。
ウェストサイドシティ・リゾートワールドタウンシップにはまた、グランドシアター、複数のショッピングモール、そして2,000台の駐車スペースなどの施設も作られる予定という。
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