沖縄県は南部保健所管内在住の外国籍の20代、男性でホテル(ホテルロイヤルオリオン)従業員の新型コロナウイルスへの感染が確認されたことを3月23日に発表した。
同ホテルは3月18日に患者から発症の連絡を受け、ホテル内の消毒を実施。ホテル内で接触した人に対し、健康観察の連絡を行なった。同患者の行動歴、接触者の状況については保健所にて確認中という。
同患者は3月5~14日までベルギーに渡航。
3月16~17日は出勤していた。3月18日に朝から発熱39 ℃台、咳出現。
保健所に連絡し、保健所は「帰国者・接触者外来」を紹介。3月23日に衛生環境研究所のPCR検査にて陽性を確認、感染症指定医療機関に入院した。
同ホテルは、感染拡大防止のために施設名の公表を決めたという。
ホテル従業員の新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは京王プラザホテルに続いて二例目と見られる。
沖縄県内での感染確認は同患者が4人目。また、本日3月24日には、台湾渡航後の男性から5人目の感染が確認された。
感染拡大の中心は中国から欧州・米国へと移っている。また、国内でも海外からの帰国後の感染確認が相次いでおり、ホテルとしても新たな対策が必要となりそうだ。
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