12月9日、GoToトラベル事務局は事業者向け公式サイトにて「外食業の事業継続のためのガイドライン」改正について周知する文書を掲載。飲食を提供する宿泊施設や店舗など事業関係者に対し、ガイドラインを遵守するよう呼びかけた。
ガイドラインを定めているのは、一般社団法人日本フードサービス協会および一般社団法人全国生活衛生同業組合中央会作成。11月30日付で、それぞの公式サイトに改正版が掲載された。
このガイドラインは、新型コロナウイルス感染防止のために飲食店がとるべき対応をまとめたもので、改正版には、飲食提供時の対応について、従来より細かく徹底した具体策が掲載されている。
特に寒冷期において怠りやすい部分として、「換気の徹底」が強調された。換気設備がある場合は常時運転させ、設備がない場合は30分に1回以上、二方向の窓を全開し換気量を確保すべしとのこと。
また、7月1日からのレジ袋有料化にともなう対応として、エコバッグを持参している場合は購入客に自力で商品をいれてもらうなど、従業員が客の持ち物に触れないよう呼び掛けている。
GoToトラベル事務局では、事業登録に際し、事業者に上記のガイドラインの徹底を求めており、もし遵守されていない場合は、参加登録を取り消す場合もあると説明している。