大阪府の吉村洋文知事は4日、新型コロナウイルスの感染状況が悪化しなければ、今月下旬にも府独自の観光促進キャンペーン「大阪いらっしゃいキャンペーン2021」を開始する考えを示した。
飲食店への要請は年内継続
「大阪いらっしゃいキャンペーン2021」は大阪府民が府内を旅行・宿泊する際に、旅行代金の半額（上限5,000円）を割引し、地域の土産物店や飲食店、観光施設などで使える地域クーポン（最大3,000円分）を配布するキャンペーン。
宿泊プランだけでなく、旅行会社が販売する日帰りプランも対象となる。旅行代金割引は12月まで、地域クーポンの配布期間は2022年1月31日までを予定している。また約69億円の予算上限に達した場合も終了となる。
対象はワクチンの2回接種を完了した人や、PCR検査などの陰性証明を持つ人などに限定する考えだ。
一方、1つのテーブル人数を4人以下にする、会食時間は2時間程度までなどとしている飲食店へ要請について、年内は継続する考えを示している。
これについて吉村知事は「冬になれば、忘年会シーズンとなり、飲食の機会が増えるが、感染者も増えてくると思う。大きな感染の並を防ぐためにも、年内は要請を続けたい」と述べている。
●大阪いらっしゃいキャンペーン2021問い合わせ先
【旅行事業者・宿泊事業者の方向け】
営業時間 10:00～18:00（土・日・祝休）
TEL：06-7168-6928
【クーポン加盟店の方向け】
営業時間 10:00～18:00（土・日・祝休）
TEL：06-7167-6929
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