10月29日、 小田急グループはアフターコロナを見据え、オンライン販売への移行を始めとする大規模な旅行事業の再編を行うと発表した。
この再編により、現在、小田急トラベルが運営している旅行販売代理店4店舗のうち、「はこね旅市場」以外は2022年2月をもって営業を終了する。
その後は小田急電鉄が主体となって、販売チャネルをオンラインに移し、アフターコロナの時代に合わせた新しい旅行商品を企画・販売していく予定だという。
小田急トラベルは旅行代理事業者として一部の店舗で旅行商品の販売を継続するほか、情報発信などを担当する。
商品の企画にあたっては行政とも連携し、利便性の向上と地域経済の活性化を図っていく方針だ。
さらに2023年には、大規模なウェブサイトを開設する。このサイトでは、消費者のニーズに合わせて宿泊施設、交通機関、観光プランなどを自由に組み合わせて購入できる「ダイナミックパッケージ」の機能を搭載する予定だという。