(出典:Nowhere Group株式会社)
「つながりで未来を築き、世界中に笑顔を届ける」をビジョンに掲げるNowhere Group株式会社は、Airbnbの日本法人が創設した「Airbnb Partners(エアビーアンドビー・パートナーズ)」に正式参画したことを発表した。
同社はAirbnb Partnersを構成する3つのパートナーカテゴリーのうち、多様な資産を宿泊運営に活用することを目的とするSupply Partnersに参画した。顧客が保有する空き家や遊休不動産をリノベーションし、宿泊施設として提供することで、より良い運用や新たな活用の選択肢を提案している。
本参画により、同社が長年注力してきた「宿泊施設のプロデュース力」を主軸とした、地域文化の体験化やホスト支援による地方創生の仕組みづくりをさらに強化し、宿泊業界全体に新たな価値の創出を目指していく。
Airbnb Partnersへの参画に至った背景には、同社がAirbnbを通じて宿泊施設の運営を継続してきた中で、一貫して重視してきた「文化体験」と「地域との連携」の姿勢がある。それを支えているのが、ホストや自治体、地域事業者と連携しながら取り組むプロデュース体制である。
今回のAirbnb Partnersへの参画により、地方都市や観光地の地域資源を活用した宿泊施設のプロデュース、複数施設のデータを活かしたホスト支援プログラムの開発、地元企業や住民と連携した文化発信型の宿泊体験コンテンツの構築など、新たな展開を推進していく。宿泊施設というハードにとどまらず、その背後にある人・文化・暮らしを丁寧にプロデュースすることで、「宿泊 × 地域 × 日本文化」という新しい宿泊体験の提案を進めていく考えである。
今後は、Airbnb Partnersとの連携を強化しながら、全国各地の文化や伝統を宿泊体験に組み込むプロジェクトを拡大していく予定である。また、プロデュースにおける評価指標として、レビュー評価や稼働率に加えて不動産価値の向上など、地域経済への影響も可視化し、地域と共に持続可能な成長の実現を目指していく。