(出典:ホテル日航関西空港)
関西国際空港に直結する『ホテル日航関西空港』は、2024年1月12日に国内宿泊施設の国際認証「Sakura Quality An ESG Practice(通称:サクラクオリティグリーン)」の「4御衣黄(ぎょいこう)ザクラ」を取得した。この認証は、SDGsに特化した品質認証制度であり、米国のグローバル・サステナブル・ツーリズム協議会の承認を受けた国際規格である。認証取得には、SDGsの17のゴールに基づく172項目のチェックシートへの回答と、現地視察が必要で、5段階評価のうち上から2段階目に位置する「Regenerative」カテゴリーに認定された。
また、ホテルは「Sakura Quality A Clean Practice」認証も同時に取得している。この認証は、衛生対策の適切性や消毒手順の効果性、スタッフの安全確保などを評価するものである。
ホテル日航関西空港では、環境負荷の低減や地域社会との共生、地域活性化に努めている。具体的な取り組みとしては、生ゴミの処理と食品リサイクル、廃食用油のリサイクル、節水推進などが挙げられる。例えば、生ゴミは熱処理・粉末化して肥料にリサイクルし、廃食用油は持続可能な航空燃料の原料として活用される。また、節水型シャワーヘッドの導入や自動流水器の設置により、節水とCO2排出削減に貢献している。
地域との共生に関しては、泉佐野商工会議所や近隣ロータリークラブとの連携、地域のイベントへの積極的な参加、地域の歴史を題材にした学生の絵の展示などを行っている。
ホテル日航関西空港は、関西国際空港内のエアロプラザに位置し、第1ターミナル、鉄道駅に直結している。第2ターミナルへは無料連絡バスが運行されている。客室は静けさとやわらかな色調のインテリアで設計され、各レストランではこだわりの食材を使用した料理を提供している。旅の始まりや終わりに最適なホテルとして、世界中の客に安心と快適な滞在を提供し続けている。