新型コロナウイルス感染症の感染拡大を抑制するため、一部都道府県に出されている緊急事態宣言が延長された。そのような状況ではあるが、感染対策をしながら食事や記念日を楽しんでもらおうと、多くのホテルやレストランが工夫をしている。
ホテルニューオータニ (東京)は、ホテルの部屋でルームサービスとしてアルコールを楽しめる「スーパールームサービス」を期間限定で提供している。緊急事態宣言の延長を受け、ホテルニューオータニ (東京)は「スーパールームサービス」に新たにサービスを加えると発表した。
ホテルニューオータニ (東京)は4月26日より、緊急事態宣言の発出に合わせて 120 種の料理と 300 種のワインやカクテルを自由に客室で楽しむことができる、「スーパールームサービス」を提供している。2021年のゴールデンウィーク期間中は、例年のルームサービス利用と比較して約 2 倍の利用があったという。今回、緊急事態宣言延長に合わせ、朝食から夜食までさらにバリエーションを増やした食事やお酒を楽しめるよう、「スーパールームサービス」をより充実させる。宣言解除まで提供する。
利用者の要望に合わせ、新たなサービスとして、記念日など特別な日のメニューとしても利用できる、コースメニューの提供を開始する。ホテルニューオータニのビーフコンソメ スープや、選べるメインディッシュとデザートを含む、4皿構成のコースメニューだ。3日前までの要予約となっており、税込み、サービス料別で 14,500円だ。
また、ピエール・エルメ・パリのスイーツも客室で楽しむことができる。ピエール・エルメのシグネチャー、「イスパハン」を含む一口スイーツ8種のセット、「プティ フール・フレ」も客室で提供可能だ。
客室というプライベートな空間であれば、心置きなく食事を楽しむことができるだろう。