森トラスト・ホテルズ&リゾーツ株式会社(以下、森トラスト)は、立教大学の観光学部秋期授業「ホテル運営論」のプログラムに参加することを発表した。この授業は、2023年9月22日からスタートし、森トラストの経験豊富な社員がゲスト講師として派遣され、観光・宿泊業界の人材育成を目指すものである。
観光産業における人手不足の問題や、訪日外客数の回復に伴う観光政策の支援という観点から、森トラストはこのプログラムに参加する意義を感じている。同社は、ホテル開発・運営に関する多様な分野での経験を有するプロフェッショナルを多数擁しており、彼らの知識を活かして、学生にホテル産業の魅力や実務経験を伝える予定である。
立教大学の「ホテル運営論」授業は、池尾健氏が主催し、「ホテルに関わる仕事」の多面性を学生に伝えることを目的としている。森トラストからは、不動産開発やホテル開業、人材育成、運営に関するテーマで、計6回のオンライン講義が実施される予定である。
森トラストは、1973年に「ラフォーレ倶楽部」を創業以来、国内外の多数のホテルやリゾート施設の開発・運営を手がけてきた。2023年3月時点で、さまざまなホテルブランドを持ち、レストランやカフェ、貸会議室、観光インフォメーションセンターなどの運営も行っている。このような実績を背景に、今回の立教大学とのコラボレーションは、日本の観光立国実現への一歩となることが期待される。